中國のマラソン大會に、今度はローラースケートを履いた出場者が登場―中國メディア

Record China    2019年11月13日(水) 15時(shí)10分

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10月27日に中國山東省の泰山市で開催されたマラソン大會に、ローラースケートを履いて參加した出場者がいたことが分かった。寫真は同大會HPに掲載された周さん。

10月27日に中國山東省の泰山市で開催されたマラソン大會に、ローラースケートを履いて參加した出場者がいたことが分かった。11月12日付で中國メディア?中國経済網(wǎng)が伝えた。

記事によると、ローラースケートで參加した山東省泰安市出身の周広強(qiáng)(ジョウ?グアンチアン)さん(55)は、大會後にメディアなどで紹介され物議を醸した。周さんは「ローラースケートの達(dá)人」で、2011年からローラースケートで中國の江蘇省、安徽省、上海市、湖北省、河南省などを巡ってきたという。泰山市のマラソン大會を“滑る”のは今回が初めてだが、同市の登山イベントには過去に5回、ローラースケートで參加したことがあるそうだ。

しかし、大會後に、「ローラースケートでの參加は違反行為」という理由で周さんの成績は取り消されることになった。同時(shí)に、中國陸上競技連盟(CAA)のデータベースに違反履歴が記録されたという。

今回の件について、中國経済網(wǎng)は「最近、各地のマラソン大會で秩序の亂れが起こっている」と苦言を呈した。これまでにも、14年にマカオで開かれたマラソン大會では一枚のゼッケンを3人で使い回す不正があったこと、昨年の深センでのハーフマラソン大會では46人がコースをショートカットしたほか、ルール違反をした出場者の數(shù)が最終的に258人に上ったこと、今年に入って徐州で開催されたマラソン大會ではシェア自転車に乗ってコースを走った參加者が注意を受けた後も自転車に乗り続ける事態(tài)が起こったことを紹介した。

また、記事によると、中國各地で開かれているマラソン大會は、政府や國家體育総局の主催であっても、実際に運(yùn)営しているのはスポーツ関連企業(yè)であることが多く、大會當(dāng)日は往々にしてライブ配信がなど行われる。あるマラソン愛好家は、「近年のマラソンは商業(yè)化が深刻。マラソン參加者よりもコマーシャルの數(shù)の方が多いくらいだ。マラソンは國民的なスポーツなのに、今ではどんどん商業(yè)の宣伝プラットフォームのように変容している。一愛好家としては殘念でならない」などとコメントしたという。(翻訳?編集/巖谷)

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