2013年8月23日、臺(tái)灣「今日新聞網(wǎng)」によると、臺(tái)灣軍當(dāng)局は臺(tái)灣島近くの與那國(guó)島への自衛(wèi)隊(duì)の駐留が近いことを受け、侵犯してくる敵の軍艦や戦闘機(jī)に対する撃退能力を検証するため、9月に東部海空域で極めて敏感なミサイル発射演習(xí)を行う。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

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■臺(tái)灣の安全を脅かす軍駐留

わずか28平方キロメートルの貓の額ほどの面積の與那國(guó)島に、臺(tái)灣軍當(dāng)局が神経をとがらすのはなぜか？與那國(guó)島は臺(tái)灣島とわずか110キロしか離れておらず、尖閣諸島とも約150キロの距離にある。こうした地理的特殊性から、ひとたび軍事化されれば、西太平洋において動(dòng)き1つで決定的影響を及ぼす戦略上の駒となりうる。

専門家は、與那國(guó)島への日本軍駐留の強(qiáng)化は臺(tái)灣にとって安全保障上の潛在的リスクになると指摘する?？崭郅忍烊护瘟几郅虺证呐c那國(guó)島は、臺(tái)灣に入る天然の門戸だ。直線110キロの距離にあり、日本の軍艦は2時(shí)間で花蓮港沖に、戦闘機(jī)は10分で臺(tái)灣島上空に到達(dá)できる。ひとたび進(jìn)駐すれば、自衛(wèi)隊(duì)はレーダーによって、臺(tái)灣島東部の花蓮、左営、佳山など重要な海軍、空軍基地を一望に収めることになる。

中國(guó)の民間シンクタンク「知遠(yuǎn)戦略?防務(wù)研究所」の軍事學(xué)者、周晨鳴（ジョウ?チェンミン）氏は「日本が與那國(guó)島を徐々に武裝化しているのは、臺(tái)灣を自らの防衛(wèi)上の利益と束ねることを望んでいるからでもある。どこから飛んで來(lái)る戦闘機(jī)であれ、與那國(guó)島上空に到達(dá)するには、まず臺(tái)灣の防空識(shí)別圏に入るからだ。こうすれば臺(tái)灣海峽関係をかき亂すことができる」と指摘した。

■軍事演習(xí)には反撃の意味も

臺(tái)灣軍當(dāng)局は9月23、24両日の演習(xí)で、海軍艦艇からの対空ミサイル、長(zhǎng)距離対艦ミサイルの発射などを行う。臺(tái)灣海軍は近年、警告なしの大規(guī)模演習(xí)を毎年2?3回行い、水上艦と航空兵力の対戦能力を検証している。演習(xí)エリアは與那國(guó)島と非常に近いことも多い。これまで日本側(cè)は手が及ばぬため、臺(tái)灣軍當(dāng)局による與那國(guó)島周辺海域での演習(xí)に対して割合淡々とした反応だった。

與那國(guó)島への日本軍駐留後、臺(tái)灣軍の演習(xí)と活動(dòng)範(fàn)囲が厳しく制限されるのは必至だ。與那國(guó)島周辺海域に近づくのも難しくなるだろう。特に中臺(tái)関係の緩和を受けて、日本軍當(dāng)局は臺(tái)灣軍當(dāng)局に警戒心を抱いている。將來(lái)臺(tái)灣島周辺で、與那國(guó)島に基地を持った日本軍艦艇の出沒が増えると考えられる。與那國(guó)島には現(xiàn)在1500メートルの民間用滑走路がある。航空自衛(wèi)隊(duì)はこの空港を軍民両用にするだけで、軍事的觸角を臺(tái)灣の懐まで直接伸ばすことができる。今回の軍事演習(xí)に反撃の意味がないとは言えない。

■島民は軍駐留で巻き添えを食うことを懸念

國(guó)民黨のある立法委員は、日本の軍駐留は臺(tái)灣漁師の操業(yè)を著しく圧迫すると指摘する。漁業(yè)紛爭(zhēng)や尖閣問(wèn)題のために今後與那國(guó)島周辺海域で日臺(tái)艦艇の衝突や対峙事件が起きる可能性は決して杞憂ではない。5月29日に日本水産庁の巡視船は與那國(guó)島周辺で臺(tái)灣漁船1隻を拿捕し、船長(zhǎng)を逮捕した。日臺(tái)漁業(yè)協(xié)定発効から1カ月足らずで、日本側(cè)に拿捕された臺(tái)灣漁船はこれで4隻目となった。

與那國(guó)島漁協(xié)の窓口には、臺(tái)灣海軍が周辺海域で行う演習(xí)についての掲示が常に貼ってあるという。周氏は「これまで與那國(guó)島島民は自衛(wèi)隊(duì)の駐留に反対し、レーダーなど軍事施設(shè)が建設(shè)されて、他の國(guó)や地域による軍事攻撃を招き、生活が脅かされることを懸念してもきた」と指摘した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/TF）