2013年8月25日、中國(guó)本土で出されたぜいたく禁止令の影響で、香港の高級(jí)食材を扱う市場(chǎng)でも販売量が大幅に減少し、打撃を受けている。仏AFP通信の報(bào)道を引用し、26日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

香港市場(chǎng)ではこれまで毎年3000億元（約4兆8000億円）に達(dá)する本土の公費(fèi)飲食の支出から利益を確保してきた。しかし、香港で高級(jí)食材を扱うサプライヤーやレストラン、ホテルの関係者によれば、中國(guó)の新指導(dǎo)部が節(jié)約奨勵(lì)の方針を宣言して以來(lái)、本土での需要減少が香港市場(chǎng)の売上高を急激に縮小させている。

7月、香港の上場(chǎng)飲食企業(yè)2社は株主に対して配當(dāng)の確保が困難であることを発表する際、中國(guó)政府による節(jié)約方針を引用して強(qiáng)調(diào)、株主への理解を求めた。ある業(yè)者は本土の公費(fèi)接待文化が収入源の大きな鍵となっていたことを明かした上で、「新指導(dǎo)部の就任以來(lái)、経営狀況はさらに厳しくなっている」と語(yǔ)った。

香港大學(xué)の學(xué)者?朱江南（ジュウ?ジアンナン）氏は、「宴席は腐敗の“グレーゾーン”だ。本土において腐敗とは、汚職や収賄、公費(fèi)橫領(lǐng)と関係があるだけでなく、派手な浪費(fèi)などの不健康な動(dòng)向とも関係がある」と指摘する。

一方、高級(jí)食材の販売低迷は伝統(tǒng)的な美食が魅力を失ったからだと言う人もいる。彼らによれば、中國(guó)人は今まさに歐米の食事や環(huán)境にやさしい美食に目を向けつつあり、伝統(tǒng)的な宴席で最も人気のあるフカヒレなどには目を向けていないのだという。

政府高官にまん延する汚職とその豪華な生活に対する大衆(zhòng)の怒りを緩和するために提唱されたぜいたく禁止令。高級(jí)食材を扱う業(yè)者やホテル、レストランなどにはこれからも厳しい狀況が続くと予測(cè)される。(翻訳?編集/碧海)