2013年8月26日、香港紙?文匯報(bào)は22日付記事で「日本の福島第1原発の汚染水漏出問題は深刻だが、安倍晉三首相は依然、原発再稼働を公言している。これは固執(zhí)し、反省せず、過ちを認(rèn)めぬ日本當(dāng)局の姿勢(shì)を反映している」「福島第1原発の問題は全世界が注視している。相次ぐミスによって、すでに日本は國(guó)際社會(huì)で信用を失っている。もしこれ以上原発問題を直視しないのなら、安倍首相は歴史の『恥辱の柱』に釘付けにされるだけだ」と論じた。中國(guó)新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

東京電力は福島第1原発の貯蔵タンクから約300トンの汚染水が漏出し、すでに海に流出した可能性もあることを確認(rèn)した。東電はその原発事故処理方法を非難され続けてきた。原子力規(guī)制委員會(huì)委員は、東電職員による見回り點(diǎn)検がいい加減で、漏出の兆候複數(shù)を見逃し、漏出を早めに防止できなかったことを告発した。原子力規(guī)制委員會(huì)は今回の漏出を原発事故の國(guó)際評(píng)価尺度（INES）で「レベル1」から「レベル3」（重大な異常事象）に引き上げた。だが更田豊志委員は東電の提供したデータの信憑性を疑問視。実際の狀況はもっと深刻なのではないかと懸念している。

原子力改革監(jiān)視委員會(huì)のクライン委員長(zhǎng)（元米原子力規(guī)制委員會(huì)委員長(zhǎng)）は、先月末に汚染水管理體制の強(qiáng)化を促したものの、東電の姿勢(shì)は協(xié)力的でなかったことを明かした。クライン氏は「東電は場(chǎng)當(dāng)たり的な対処を繰り返すのを止め、効果的な管理體制を築かなければならない」と批判。東電の対応はしばしば遅く、漏出を極力隠そうとしている印象を受けるとして、透明性を高めて人々の信用を取り戻すべきだと指摘した。また、電力供給の維持に専念できるよう、原発事故処理を獨(dú)立機(jī)関にゆだねることも提案した。

記事は「日本の福島で一昨年、1986年のチェルノブイリ原発事故以來最も深刻な原発事故が起きたが、2年以上経った今日もなお放射能の暗雲(yún)は取り払われていない。日本のこれまでの両內(nèi)閣は原発問題を座視?，F(xiàn)在の安倍首相は全國(guó)の原発の再稼働を公言してすらいる。常軌を逸した言動(dòng)であり、固執(zhí)し、反省せず、過ちを認(rèn)めぬ日本當(dāng)局の姿勢(shì)を反映している」と指摘した。

安倍首相は首相に返り咲いて以來、景気刺激策と金融緩和政策を推し進(jìn)め、エネルギー費(fèi)を押し上げ、低コストの原発の再稼働に理由を與えようとしている。安倍首相は今年5月にトルコを訪問した際、日本企業(yè)による総額220億ドル（約2兆1611億円）の契約獲得に助力した。地震活動(dòng)の活発な地域に原子爐を建設(shè)するとは、日本が福島第1原発事故の教訓(xùn)を全く反省していないことを一層はっきりと示している。

記事はまた、「日本の政府と企業(yè)は緊密な協(xié)力體制にあり、政財(cái)界は複雑で入り組んだ関係にある。これは東京電力が長(zhǎng)年、原発施設(shè)管理に十分な努力を払わず、福島第1原発事故の処理作業(yè)がしばしば非難され、今にいたるも誰一人原発事故で責(zé)任を取らず、引責(zé)辭任していない理由を物語っている。福島第1原発では最近また汚染水漏出事故が起きた?！好庾锓护蚺cえられている東電上層部が処罰される可能性は小さく、放射能の脅威にさらされる海洋生態(tài)と日本の庶民を苦しめただけだ」と指摘した。

福島第1原発の問題は全世界が注視している。相次ぐミスによって、すでに日本は國(guó)際社會(huì)で恥をかいている。もしこれ以上「経済」に惑わされ、両目を開いて原発問題を直視することをしないのなら、いかに「アベノミクス」が市場(chǎng)の拍手を勝ち得ようと、また憲法改正と軍拡で右翼勢(shì)力の歓心を買おうと、安倍首相は歴史の「恥辱の柱」に釘付けにされるだけだ。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/武藤）