2019年11月20日、韓國(guó)?東亜日?qǐng)?bào)によると、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府は日韓の軍事情報(bào)包括保護(hù)協(xié)定（GSOMIA）の失効について「軍事的不利益はほぼない」と主張しているが、韓國(guó)軍の元高官らは「軍事的オウンゴールになる」と強(qiáng)い懸念を示している。

記事によると、韓國(guó)軍の合同參謀議長(zhǎng)を務(wù)めた在郷軍人會(huì)の金辰浩（キム?ジノ）會(huì)長(zhǎng)は「GSOMIAは最?lèi)櫎稳枕n関係を友好的につなぐ唯一の糸」とし、「これすらも斷たれれば日本が『日韓は軍事的には赤の他人』と判斷し、日本の領(lǐng)土、領(lǐng)空、領(lǐng)海を通じた在日米軍の朝鮮半島展開(kāi)に協(xié)力しなくなる可能性がある」と話した。記事は「日本が在日米軍の朝鮮半島展開(kāi)のため自國(guó)の領(lǐng)域の使用を許可すれば、これに不満を抱いた北朝鮮が日本を脅す可能性がある。GSOMIAというつながりがなければ日本はその脅威を甘受してまでは韓國(guó)に協(xié)力しないだろう」との見(jiàn)方を示している。

また、北朝鮮に関する情報(bào)の共有において韓國(guó)が除外される可能性についても懸念の聲が上がっているという。柳済昇（リュ?ジェスン）元國(guó)防部國(guó)防政策室長(zhǎng)は「北朝鮮が東京にミサイルを発射すると仮定すると、GSOMIAがなければ日本は北朝鮮への軍事的対応について韓國(guó)と協(xié)議しないなど韓國(guó)を排除する可能性が高い」と指摘した。李鍾九（イ?ジョング）元國(guó)防部長(zhǎng)官も「米國(guó)が偵察衛(wèi)星などから収集した北朝鮮に関する重要な情報(bào)を日本のみと共有するのではないか」と懸念を示したという。

韓國(guó)軍の関係者は「朝鮮半島の有事の際、北朝鮮のミサイル迎撃などのため事前に収集できる軍事情報(bào)は多ければ多いほどいい」と話したといい、記事は「情報(bào)収集衛(wèi)星を6機(jī)、イージス艦を6隻保有する日本の情報(bào)収集の力は韓國(guó)を圧倒しており、GSOMIAを利用してこれを活用しなければ韓國(guó)が損をする」と指摘している。

これに韓國(guó)のネットユーザーからは「朝鮮半島が戦場(chǎng)になるかも…」「GSOMIAの失効で地獄行きの扉が開(kāi)かれる」「GSOMIAが失効すれば北朝鮮の思う通りになるばかり」など不安の聲が上がっている。

また、「外交のためにはGSOMIAを延長(zhǎng)するべき」「米國(guó)が日韓を長(zhǎng)い間説得してようやく結(jié)ばれたGSOMIAを一方的に破棄するのは、日本だけでなく米國(guó)をも拒否する行為。このような狀況で米國(guó)が韓國(guó)に協(xié)力的になるわけがない」「朝鮮半島の有事の際に米軍が參戦するには補(bǔ)給路が必要で、この役割を日本にしてもらう必要がある。ところがGSOMIAが失効すれば、日本は報(bào)復(fù)としてこれを拒否する可能性がある。そうなればいくら米國(guó)でも朝鮮半島への參戦は無(wú)理。やはりGSOMIAを延長(zhǎng)して日米とのつながりを維持するべき」などと訴えるユーザーも見(jiàn)られた。

一方で「GSOMIAの締結(jié)前も問(wèn)題なかった」「GSOMIAがなくても米國(guó)との情報(bào)共有に支障はない。北朝鮮がミサイルを発射した際に、日本は初期情報(bào)を得られなくて困るかもしれないけど、韓國(guó)は困らない」などのコメントも寄せられている。（翻訳?編集/長(zhǎng)居）