2013年8月28日、ドイツで異常繁殖したチュウゴクモクズガニがネット販売の前売り3日で30萬(wàn)匹を販売し、大盛況となっている。中國(guó)の消費(fèi)者は自國(guó)の環(huán)境汚染を懸念し、各種の輸入商品の売れ行きが好調(diào)だという。米ウォール?ストリート?ジャーナル紙の報(bào)道を引用して環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)國(guó)家質(zhì)量監(jiān)督検験検疫総局（質(zhì)検総局）は、ドイツのチュウゴクモクズガニが現(xiàn)地で繁殖してから100年近く経過(guò)していることから、環(huán)境の変化で変異が発生した可能性もあること、また、現(xiàn)地の水質(zhì)環(huán)境に有毒物質(zhì)や有害生物が含まれている可能性を指摘。安易にネット上でドイツ産のカニを購(gòu)入しないよう呼びかけた。だが、多くの中國(guó)人消費(fèi)者が國(guó)內(nèi)より海外の水質(zhì)の方が安全だと考えており、香港ではすでに昨年から食べられている。

香港人はチュウゴクモクズガニを食べるのが大好きだが、國(guó)內(nèi)の水質(zhì)汚染や抗生物質(zhì)の亂用といった伝聞により、この珍味を食べるのを控えていた。しかし、ドイツ産のカニを輸入販売する會(huì)社が昨年、ドイツ産の蟹は國(guó)內(nèi)のカニのように黒ずんでおらず、真っ白で清潔だと宣伝。カニみそは國(guó)産のものほど濃厚ではないものの、口あたりはさっぱりしているとして、毎週香港に空輸された。こうして香港人が買(mǎi)い求めるようになり、ドイツ産のカニの輸入頻度は増えている。

中國(guó)では地溝油（廃油や殘飯などから抽出され、食用油として再利用されている有害な油）問(wèn)題などもあってレストランも決して安全とは言えなくなっており、高額の料理を宅配するサービスが新しい流行となっている。上海の夕悅頤養(yǎng)服務(wù)機(jī)構(gòu)では會(huì)員制で1カ月1萬(wàn)元（約16萬(wàn)円）の宅配サービスを?qū)g施、高級(jí)病棟や醫(yī)師などを顧客として市場(chǎng)を開(kāi)拓した。

マーケティング戦略情報(bào)會(huì)社の中國(guó)研究グループの創(chuàng)始者?雷小山（レイ?シャオシャン）氏は、中國(guó)における消費(fèi)動(dòng)向は変化しつつあるとして、「北京などの都市では公費(fèi)による飲食は大きく打撃を受けたが、高級(jí)食品の個(gè)人消費(fèi)は依然として勢(shì)いよく発展している。ひけらかすためのブランド品などのプレゼントはもはや時(shí)代遅れで、健康食品が歓迎される時(shí)代なのだ」と語(yǔ)った。(翻訳?編集/碧海)