2019年11月22日、中國(guó)紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、「米國(guó)がこのような方法で韓國(guó)からゆすり取るのは誠(chéng)実さがなさすぎる」と題する社説を掲載。在韓米軍の駐留経費(fèi)負(fù)擔(dān)の問(wèn)題について論じた。

社説は、今週火曜日に在韓米軍の駐留経費(fèi)の分擔(dān)をめぐる両國(guó)の協(xié)議が決裂した後、トランプ大統(tǒng)領(lǐng)が韓國(guó)に圧力をかけるために在韓米軍の一部撤退を検討していると報(bào)じられたと説明。協(xié)議決裂の原因は、米國(guó)が在韓米軍の駐留経費(fèi)の分擔(dān)を現(xiàn)在の5倍以上となる50億ドル（約5400億円）に引き上げることを要求しているためで、このニュースに「韓國(guó)社會(huì)全體が憤慨した」と伝えた。

この米國(guó)の「ゆすり取るかのような」要求に対して、韓國(guó)の立場(chǎng)としては対応が非常に難しいと記事は指摘。米國(guó)の同盟國(guó)の中でも韓國(guó)は「孤立」しており、同じく米國(guó)の同盟國(guó)である日本との関係も悪化しているとした。また、「日本と比べても國(guó)の規(guī)模が小さく、朝鮮半島という戦略的に不安定な地域の中心にいる韓國(guó)は、米國(guó)に頼る以外の選択肢がないため立場(chǎng)的に弱い」としている。

その上で、「米國(guó)は『ほかに選択肢がない』という韓國(guó)の弱みに付け込んで在韓米軍駐留費(fèi)の分擔(dān)を5倍に値上げするという、屈辱的ともいえる條件をたたきつけており、相手のメンツや気持ちを全く考慮に入れていない」と批判した。

こうした米國(guó)の方法について記事は、「最初に高額を吹っ掛けてから割り引き、韓國(guó)に譲歩させる戦略」である可能性を指摘?！疙n國(guó)に苦汁を飲ませることになり、現(xiàn)狀では米韓同盟の破綻は考えにくいことであるため、最終的に韓國(guó)が譲歩を迫られるだろう」と論じた。

記事は、「トランプ大統(tǒng)領(lǐng)による米軍駐留費(fèi)の大幅な負(fù)擔(dān)増を迫る方法は、米國(guó)國(guó)內(nèi)からも批判はあるもののそれほど大きくはない」と指摘?！弗去楗螗状蠼y(tǒng)領(lǐng)による世界の同盟國(guó)をビジネス的に見(jiàn)る方法は、多くの米國(guó)人に影響を與えており、米國(guó)社會(huì)全體が低俗化、近視眼化している」と主張した。

さらに、「米國(guó)は今まさに世界中で『略?shī)Z』を展開(kāi)しており、米國(guó)ファーストの衝撃が至る所で見(jiàn)られる。貿(mào)易戦爭(zhēng)や同盟國(guó)からの搾り取りなど、すくえるお金はすべてすくっている狀況で、『米國(guó)を再び偉大にする』方法は非常に殘忍であり、世界は誰(shuí)も予想できない混亂の始まりに直面する」と論じた。

そして最後に、「米國(guó)は韓國(guó)にどれだけ割り引きするかを米國(guó)の他の同盟國(guó)は注目している。この結(jié)果は米國(guó)の同盟國(guó)にとって重要であり、世界の將來(lái)を占う価値あるパラメーターとなる」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）