Record China 2019年11月22日(金) 22時(shí)0分
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ある韓國(guó)人元慰安婦の証言を基に作られた韓國(guó)の漫畫「草」が日本でも出版される。寫真はナヌムの家。
ある韓國(guó)人元慰安婦の証言を基に作られた韓國(guó)の漫畫「草」が日本でも出版される。
1990年代から韓國(guó)人元慰安婦の被害を伝える活動(dòng)を続けてきた日本の活動(dòng)家が中心となった団體「『草』日本語(yǔ)出版委員會(huì)」はこのほど、クラウドファンディングサービス?READYFORに「世界で読まれている慰安婦漫畫『草』を翻訳刊行したい!」と題するプロジェクトを立ち上げた。
同プロジェクトは當(dāng)初、目標(biāo)金額を日本での出版に必要な費(fèi)用(印刷や製本、翻訳など)の半額と著者招聘費(fèi)用を合わせた145萬(wàn)円に設(shè)定していたが、期限まで45日を殘して達(dá)成した。そのため、當(dāng)初予算の260萬(wàn)8000円が「ネクストゴール」として設(shè)定されたが、これも期限內(nèi)に達(dá)成。その後も支援の輪は広がり続け、最終的に支援総額は318萬(wàn)円、支援者數(shù)は288人に及んだ?,F(xiàn)在は來(lái)年1月の出版に向け準(zhǔn)備が進(jìn)められている。
「草」は韓國(guó)人作家?金錦淑(キム?グムスク)さんの作品で、元慰安婦?李玉善(イ?オクソン)さんのこれまでの人生が本人へのインタビューを基に描かれている。貧しい家に生まれて學(xué)校に通えなかった幼少期に始まり、「學(xué)校に通える」との話を信じてうどん屋の養(yǎng)子となるも実際は女中として働かされたこと、15歳だった1942年に買い物に行く途中で見(jiàn)知らぬ朝鮮人の男らに捕まり、中國(guó)の延吉で労働や慰安婦生活を強(qiáng)いられたこと、終戦から55年後にようやく祖國(guó)に戻るも家族にさえ歓迎されず苦しんだこと、現(xiàn)在はソウル郊外?京畿道の元慰安婦らが共同生活を送る施設(shè)「ナヌムの家」で暮らし、平和運(yùn)動(dòng)家や人権運(yùn)動(dòng)家として活動(dòng)していることなどが白黒の絵と共に紹介されている。
韓國(guó)で2017年に出版された同作は、その後、フランス語(yǔ)と英語(yǔ)、イタリア語(yǔ)にも翻訳された。フランスでは「ユマニテ漫畫賞」特別賞を受賞、米國(guó)でもニューヨーク?タイムズ紙で紹介されるなど注目を集めた。さらにスペイン語(yǔ)版の出版も決定しているという。
日本語(yǔ)版の出版が決定したことを受け、オクソンさんご本人に「ナヌムの家」のスタッフの方を介してインタビューを行った。
オクソンさんは、日本での出版にどんな効果を期待するかとの問(wèn)いに「多くの日本人に日本の歴史をきちんと知ってほしい」と話した。また、知るだけでなく「日本政府にきちんと謝罪するよう働きかけてほしい」とも訴えた。
慰安婦問(wèn)題の解決方法については「強(qiáng)制性を認(rèn)めた上での謝罪」が必要だとし、「私は日本により強(qiáng)制的に性奴隷にされた。日本は間違ったことをしたならそれときちんと向き合い、過(guò)ちを認(rèn)めて反省すべき。あいまいにしたままの謝罪は本當(dāng)の謝罪ではない」と話した。
最後に、日本國(guó)民に向けてのメッセージとして「日本により被害を受けたため日本を悪く言うが、それは日本の人たちではなく日本政府のことを指している」としつつ、安倍晉三首相の考えが変わって謝罪が受けられるよう「動(dòng)いてほしい」と改めて要望した。(取材/堂本)
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