2013年8月29日、中國(guó)の羊城晩報(bào)は、日本のデパートではシニア層を狙った販売戦略を取っているが、“同質(zhì)化現(xiàn)象”に頭を悩ませる中國(guó)デパートのヒントとなるのではないかとする記事を掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

人口の高齢化が進(jìn)む日本で「シニア経済」が誕生している。日本の大手デパートでは、シニア層のためにバリアフリー化を進(jìn)め、各フロアの段差をなくし、表示の文字を拡大するなどの対応を?qū)g施。高齢者層の消費(fèi)者拡大を狙っている。

高島屋橫浜店は「健康」をテーマに獨(dú)自の売り場(chǎng)を設(shè)け、ゆったりとした休憩スペースを提供している。松坂屋名古屋店では、食品売り場(chǎng)に買(mǎi)い物支援要員を配置している。SOGO柏店では、シニア夫婦が買(mǎi)い物をしやすい売り場(chǎng)に改裝した。こうしたデパートの改裝は自然でさりげなく、シニアのプライドを傷つけない配慮がなされている。

こうした日本のデパートのシニア向け戦略を、中國(guó)のデパート業(yè)界も取り入れてはどうだろうか？北京の王府井百貨店マーケティング企畫(huà)部の張（ジャン）副部長(zhǎng)は、「當(dāng)?shù)辘咯`ゲットとしている客層は28?40歳で、シニア向けの女性服の売り上げは女性服全體の4分の1から5分の1程度。市場(chǎng)がますます細(xì)分化されているため、消費(fèi)者のニーズに合わせた商品の細(xì)分化は行っていくが、年齢に応じた細(xì)分化は行わない」と話す。また、天河城百貨の擔(dān)當(dāng)者は「シニア向けの商品はまだ少ないが、シニアの消費(fèi)能力が高いという狀況を踏まえ、今後は市場(chǎng)の需要に応じて売り場(chǎng)などの調(diào)整を行う」と語(yǔ)った。（翻訳?編集/本郷）