2013年8月30日、シンガポール華字紙?聯(lián)合早報は、シンガポール國立大學(xué)東アジア研究所訪問研究員?江敏華（ジアン?ミンホア）氏による「中日韓『新3カ國』時代の到來」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

【その他の寫真】

日中韓3カ國は最近、竹島（韓國名?獨島）、尖閣諸島（中國名?釣魚島）の領(lǐng)有権問題など、領(lǐng)土?歴史問題の複雑化で政治的対立を深めてきた。また、経済分野では互いににらみ合いが続き、ASEAN（東南アジア諸國連合）諸國とは個別に自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）を結(jié)ぶこととなり、3カ國の相互経済協(xié)力は具體的な成果が上がっていない。

3カ國対立の舞臺は、政治から経済にすでに移ったといえよう。過去20年において、3カ國は経済?貿(mào)易面で緊密な関係を築いてきた。日韓両國は最大の対中投資國であり、FTA締結(jié)により中國への技術(shù)移転はさらに進む見通しだ。経済分野における3カ國の関係はさらに密接になるに違いない。

歴史、領(lǐng)土問題における3カ國の対立は、FTA交渉へも影響を與えるものと思われる。しかし、自由貿(mào)易交渉は後戻りすることはなく、政治対立は短期的な懸念材料に過ぎず、長期的にみれば引き続き前進するだろう。（翻訳?編集/AA）