太平洋の國々が中國に近づく理由の1つは気候問題―米メディア

Record China    2019年11月26日(火) 17時(shí)40分

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25日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は米NPRの報(bào)道を引用し、太平洋の國々が中國に近づくのは気候が理由の一つだと伝えた。資料寫真。

2019年11月25日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は米ナショナル?パブリック?ラジオ(NPR)の報(bào)道を引用し、太平洋の國々が中國に近づくのは気候が理由の一つだと伝えた。

記事は、今月に米國トランプ政権がパリ協(xié)定からの離脫を正式に通告したが、太平洋の多くの島國がこのことを非常に心配していると紹介。「これらの國の指導(dǎo)者たちは中國に助けを求めるようになっており、気候はその理由の一つだ。中國はパリ協(xié)定の順守を約束している。地域の外交情勢の変化は、中國と米國およびその同盟國間の影響力爭いにおける新たな前線を切り開いた」と伝えた。

ソロモン諸島の政府関係者はNPRに対し、「米國政府が気候変動(dòng)への対応で指導(dǎo)的な役割を発揮しないことに、われわれのみならず海抜の低い太平洋の國全てが非常に失望した。中國は世界最大の二酸化炭素排出國の一つではあるが、中國はリーダーとしての能力と約束を示しており、世界的な気候変動(dòng)の問題に対処するためにわれわれを助けてリードしてくれる」と語った。

今年9月にソロモン諸島が臺灣と斷交し、中國と國交を結(jié)んだことの理由には、経済のほかに気候問題も関係していたとソロモン諸島の政府関係者が述べていることも記事は紹介。キリバスも臺灣と斷交して中國と國交を結(jié)んだが、キリバスのマアマウ大統(tǒng)領(lǐng)も「中國の気候変動(dòng)に対する対応は真剣」と語った。

米中経済安保調(diào)査委員會(huì)の昨年の報(bào)告によると、中國は太平洋地區(qū)の旅行業(yè)界への援助を増やしており、中國の外交官の訪問數(shù)も増加していると記事は指摘。人道主義的援助や災(zāi)害支援も増えているという。

これまでは、米國とオーストラリアおよびニュージーランドが南太平洋地區(qū)における影響力を有していたが、オーストラリアとニュージーランドの當(dāng)該地區(qū)への援助や軍事資源は米國より多いと記事は伝えた。

記事によると、アナリストからは中國が米國の影響力を弱めるよう畫策しており、中國の軍事が當(dāng)該地區(qū)へと進(jìn)入する機(jī)會(huì)を與えるのではないかと心配する聲も出ているという。しかし、豪シンクタンク?ローウィー研究所の関係者は「これは過度の心配で、中國が當(dāng)該地區(qū)に軍事基地を建設(shè)する可能性は非常に低い。太平洋の島々も軍事化されることを望んではいない」との見方を示した。(翻訳?編集/山中)

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