中國紙?環(huán)球時報は29日、中國外交部が発表した來月初旬の王毅（ワン?イー）外相の訪韓を韓國メディアがどう報じたかを伝えた。

中國外交部の耿爽（グン?シュアン）報道官は28日の定例記者會見で、王外相が來月4～5日に韓國を訪問すると発表した。2國間関係や雙方が共に関心を持つ問題について踏み込んだ意見交換を行うという。

記事によると、韓國?聯(lián)合ニュースは「中國外相としての正式訪問は5年半ぶり」と説明。ハンギョレ新聞は中韓関係の持続的好転を予測させるものとの考えを示し、「米中の爭いが深まり続ける中、中國は周辺外交の強化で突破口を見いだすことに期待している」と報じた。ハンギョレはまた、「朝鮮半島の非核化問題以外に、韓國の『一帯一路』への參加や在韓米軍の高高度防衛(wèi)ミサイル（THAAD）配備をめぐる中國の報復(fù)措置の緩和などについて協(xié)議する可能性がある」との見方を示したという。

記事は「THAAD報復(fù)措置の解除を期待する韓國メディアは他にもある」とし、毎日経済が「THAAD配備後に実施された『限韓令』の解除に外部の期待はあふれている」と報じたと説明。韓國外交部の高官から「現(xiàn)在の中國との関係を最も良い時期と同列に論じることはできない。中國が観光、文化面での制限措置を緩和するよう希望する」との聲が出たことも伝えた。（翻訳?編集/野谷）