2019年12月10日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは「中國(guó)人消費(fèi)者はインフルエンサーを軽信する傾向がある」と伝えた。

記事は、「中國(guó)ではインフルエンサーマーケティングが登場(chǎng)し、伝統(tǒng)的な広告に挑んでいる」と紹介。「電子商取引業(yè)界では、ライブ配信をする主婦、農(nóng)業(yè)従事者、さらにはイヌまでがインフルエンサーとなっており、昨年だけでこれらのインフルエンサーは40億ドル（約4345億円）以上の商品を販売した」としている。

その上で、「中國(guó)の電子商取引総額は來(lái)年には2兆ドル（約217兆円）に達(dá)する見(jiàn)込みであるため、40億ドルはごくわずかな數(shù)字と言えるが、今年は67％の広告主がネット有名人やインフルエンサーを中國(guó)における主要な広告方法としているとの調(diào)査結(jié)果もある」と紹介?！缸蚰辍⒅袊?guó)ではライブ配信者數(shù)が2100萬(wàn)人に達(dá)し、その多くがタオバオやTikTokでライブ配信しているという。ネットでのライブ配信ブームは、かつての米國(guó)のテレビショッピングブームを思い起こさせる」としている。

経営コンサルティング會(huì)社A．T．カーニーの調(diào)査によると、中國(guó)の消費(fèi)者はほかの國(guó)と比べてインフルエンサーによる推薦を信じやすい傾向にあるという。また、多くの企業(yè)もインフルエンサーを高く評(píng)価しているといい、科學(xué)技術(shù)研究企業(yè)のTopKloutは、「ライブ配信の広告を見(jiàn)た5人のうち1人はその商品を購(gòu)入している」としている。

一方で、「こうしたインフルエンサー経済効果には、マイナス面もある」と記事は指摘。「フォロワーは、自分の好きなインフルエンサーと密接な関係にあると感じているため、『裏切られた』と思うと激怒する。あるインフルエンサーが販促したテフロン鍋とカニの品質(zhì)に疑念が持たれた時(shí)、『〇〇は広告誤導(dǎo)の疑い』との検索ワードが中國(guó)のSNS上で數(shù)億回もクリックされた」と指摘した。

記事は、「中國(guó)メディアは、政府が法整備をすることで消費(fèi)者が広告にだまされないよう保護(hù)する必要があると考えている」と伝えた。（翻訳?編集/山中）