2019年11月30日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は、中國企業(yè)はその敏捷性でアフリカのインフラ市場において優(yōu)位になっているとする、英メディア「The Africa Report」の報(bào)道を伝えた。

それによると、The Africa Reportの記事は、中國は交渉開始から著工までの速度が非常に速く、歐米や日本企業(yè)などのライバルに対して優(yōu)位性があるとし、これらライバル企業(yè)は中國企業(yè)の手からインフラ市場におけるシェアを獲得したいと願(yuàn)っているものの、歐米や日本では大型のインフラ設(shè)備において多くの規(guī)制や制限があるため、中國のような「俊敏性」に欠けると伝えた。

記事は、ケニアの不動産開発業(yè)者が、テレビのドキュメンタリー番組で「中國人が1本の道路を作るのなら1カ月でできるが、西洋人だと官僚機(jī)構(gòu)の許可を得るなどで何もできないまま1年が過ぎる。これでどうやって西洋と取引ができるというのか」と語ったことを紹介した。

また、道路や港などが出來上がり、インフラが実際に益をもたらすのを民衆(zhòng)が目にすると、環(huán)境保護(hù)の関係者やメディア、國際金融界の政府に対する批判が弱まるという政治的な側(cè)面もあると分析した。

記事は、中國がこれだけ速くインフラ建設(shè)を行える理由について、アフリカに「すべてセットの開発案」を提供しているからだと分析。これは多くの國にはなかなかできないことで、融資、施工、資源開発がセットになっているため、中國の行動は速いのだと論じた。

このほか、フランスの官民共同プロジェクトでナイロビの空港から市內(nèi)までの鉄道建設(shè)があったものの、現(xiàn)在中斷している狀態(tài)であることや、米國主導(dǎo)の官民共同プロジェクトであるナイロビからモンバサまでの高速道路建設(shè)も中斷していると指摘?！袱长韦郡?、アフリカ人の多くが中國人との提攜を好むのも無理はない」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）