中國(guó)外交部の華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官は、2日の定例會(huì)見(jiàn)で英ロンドンで発生したテロ事件についてコメントした。

11月29日に偽物の自爆裝置を身に著けた男がロンドンの「ロンドン橋」付近で刃物を持って市民を襲撃し、2人が死亡した。この事件について質(zhì)問(wèn)を受けた華報(bào)道官は、犠牲者に対して哀悼の意を示すとともに、容疑者を射殺した現(xiàn)地警察當(dāng)局の行動(dòng)にも理解と支持を示した。

その上で、「もしこのテロ事件が中國(guó)で発生したら、米英メディアはどう伝え、どう解釈するか。多くの人が私と同じように考えていると思う」と指摘。「過(guò)去の経験に基づけば」と前置きし、「（米英メディアはテロリストについて）おそらく圧迫を受けて反抗せざるを得なかった『闘士』として扱うだろう」との見(jiàn)解を示したほか、警察官が至近距離で容疑者を射殺したことについても「行き過(guò)ぎた暴力の使用だ」との疑問(wèn)が出る可能性があると述べた。

一方で、射殺された容疑者が以前にもテロ攻撃を企てたとして懲役刑を受けていたことなどに言及し、「テロリズムは世界各國(guó)が直面する共通の試練。テロリストに國(guó)籍、宗教、性別、年齢は関係ない。それゆえ、反テロリズムに『ダブルスタンダード』があってはならない」と主張し、各國(guó)がテロ対策で協(xié)力を強(qiáng)化すべきだとの考えを示した。（翻訳?編集/川尻）