2019年12月3日、米華字メディアの多維新聞は、中國(guó)のSNS上で最近、「中國(guó)の高速鉄道の発達(dá)は、中國(guó)が米國(guó)に後れをとっていることの表れ」と主張する投稿が注目を集めていると報(bào)じた。

記事によると、投稿主は、感謝祭當(dāng)日に米國(guó)の上空でたくさんの航空機(jī)が飛行していることを示す図を掲載した上で、「米國(guó)に高速鉄道はない。米國(guó)の高速鉄道は空の上にある?？罩肖胃咚兮煹坤?、土地を占有することなく何十層にも重ねることができる?？諝莸挚工镶煹谰€路より小さく、より省エネだ。米國(guó)には2萬(wàn)以上の空港があるが、中國(guó)はたった250余り。米國(guó)では、航空券の値段は寢臺(tái)列車の切符の半分だ。高速鉄道の価格は米國(guó)では全く競(jìng)爭(zhēng)力がない。中國(guó)で高速鉄道が発達(dá)しているのは、中國(guó)が後れをとっていることの表れ」などと主張した。

記事は、この発言は他のネットユーザーによってすぐに反論され、米國(guó)の空港の數(shù)や省エネに関する記述の不正確さを指摘する聲のほか、米國(guó)のネットユーザーから「選べるのなら、高速鉄道の方に乗りたい」との聲まで上がっていると紹介した。

その上で、北京大學(xué)教授の張頤武（ジャン?イーウー）氏が、「中國(guó)では高速鉄道は非常に効率的な交通手段だ。一方、米國(guó)には短距離の國(guó)內(nèi)航路が多數(shù)ある。これは國(guó)の人口規(guī)模や交通特性の違いからくるものだ。これをもって、誰(shuí)が進(jìn)んでいて、誰(shuí)が後れているのかを説明すること自體、意味がない」とした上で、「ネット上でのこうした対比については平常心を保つべき」との見方を示していることを紹介した。（翻訳?編集/柳川）