中國(guó)市場(chǎng)で日系車(chē)回復(fù)が顕著、侮れない勢(shì)い―中國(guó)メディア

Record China    2013年9月6日(金) 2時(shí)7分

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5日、尖閣諸島(中國(guó)名?釣魚(yú)島)を発端とする領(lǐng)土問(wèn)題が起こったことで、日系車(chē)のマーケットは紆余曲折をたどり、業(yè)界から注目を集めてきた。資料寫(xiě)真。

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2013年9月5日、尖閣諸島(中國(guó)名?釣魚(yú)島)を発端とする領(lǐng)土問(wèn)題が起こったことで、日系車(chē)のマーケットは紆余曲折をたどり、業(yè)界から注目を集めてきた。実際、日系車(chē)はここ數(shù)年、ずっとアップダウンを繰り返している。この起伏は多くの要素から起こっており、販売數(shù)の変化だけでなく、さらに重要なのは、市場(chǎng)での販売評(píng)価額の変動(dòng)だ。目下の狀況の分析では、日系車(chē)市場(chǎng)は回復(fù)してきており、これからの勢(shì)いは侮れない。新民晩報(bào)が伝えた。

その他の寫(xiě)真

通常の狀況では、自動(dòng)車(chē)の販売臺(tái)數(shù)と市場(chǎng)販売額は関係性がある。だが、時(shí)に販売臺(tái)數(shù)は増加しているのに販売額は下がっていることがある。これは市場(chǎng)での評(píng)価が販売臺(tái)數(shù)についていかずに増加しているのだ。また販売臺(tái)數(shù)が減少しても市場(chǎng)での評(píng)価が上がることもある。これは市場(chǎng)での評(píng)価は反対に高まっていることを証明している。ここ數(shù)年の日系車(chē)市場(chǎng)はこのような狀況を余すところなく表現(xiàn)しているといえる。

2009年、中國(guó)の乗用車(chē)販売は1000萬(wàn)臺(tái)(実質(zhì)販売臺(tái)數(shù)1033萬(wàn)1300臺(tái))の市場(chǎng)が新しいスタートとなった。日本政府が引き起こした領(lǐng)土問(wèn)題の茶番劇によって、中國(guó)で作られている日系車(chē)の市場(chǎng)での動(dòng)向はほぼ以下の4つの時(shí)期(段階)に分けることができる。

第一段階は、2009年から2010年で、日系車(chē)は世界金融危機(jī)に対応した中國(guó)の優(yōu)遇策により、販売臺(tái)數(shù)、市場(chǎng)価格ともに上昇した。特に市場(chǎng)販売評(píng)価額は上昇し、2009年には日系車(chē)の乗用車(chē)販売臺(tái)數(shù)は219萬(wàn)6600臺(tái)と中國(guó)の乗用車(chē)販売臺(tái)數(shù)全體の21.26%を占めた。なかでも日系車(chē)のセダンは185萬(wàn)7400臺(tái)とセダン販売臺(tái)數(shù)の24.85%を占めた。この年、乗用車(chē)、なかでもセダンについては販売臺(tái)數(shù)が日系車(chē)販売史上最高を記録した。つまり、市場(chǎng)で販売されるセダンの4臺(tái)に1臺(tái)は日系車(chē)だったという意味だ。2010年の日系車(chē)乗用車(chē)の販売臺(tái)數(shù)は268萬(wàn)8400臺(tái)で中國(guó)の乗用車(chē)販売臺(tái)數(shù)全體の19.54%だった。うち、セダンは215萬(wàn)8600臺(tái)を売り上げ、セダン販売臺(tái)數(shù)全體の22.74%だった。この年、販売臺(tái)數(shù)は上昇し続け、市場(chǎng)価格はやや下がり気味で、これは日系車(chē)の市場(chǎng)競(jìng)爭(zhēng)力がほかの國(guó)のブランド車(chē)に比べやや劣っていたことを意味する?!概f型の車(chē)種で新型車(chē)が少なかったことが日系車(chē)の競(jìng)爭(zhēng)力に影を落とした」というのは、自動(dòng)車(chē)業(yè)界、消費(fèi)者が共通で與えた評(píng)価である。

第二段階は、2011年から2012年8月まで(領(lǐng)土問(wèn)題発生まで)だ。一方、中國(guó)の自動(dòng)車(chē)市場(chǎng)は調(diào)整が始まり、成長(zhǎng)スピードがやや緩やかになった時(shí)期である。またもう一方、日系車(chē)にありがちな欠點(diǎn)が根本的な解決をみず、的確な市場(chǎng)調(diào)整に対応する施策がなかったことが挙げられる。日系車(chē)の成長(zhǎng)スピードは中國(guó)の市場(chǎng)全體を下回り、市場(chǎng)価格も下がる傾向が止まらず、市場(chǎng)は非常に疲弊していた。2011年、中國(guó)の乗用車(chē)市場(chǎng)販売臺(tái)數(shù)は全體で1447萬(wàn)2400臺(tái)と5.19%の成長(zhǎng)で、うちセダンの販売臺(tái)數(shù)は1012萬(wàn)2700臺(tái)と、6.62%の伸びを得たが、日系車(chē)の乗用車(chē)販売臺(tái)數(shù)は280萬(wàn)7400臺(tái)、増加率は4.43%と、平均伸び率から0.74ポイントも低く、なかでもセダンは販売臺(tái)數(shù)で218萬(wàn)7300萬(wàn)臺(tái)と1.33%しか伸びず、セダン市場(chǎng)全體の増加率平均より5.29ポイントも低くとどまった。日系車(chē)の市場(chǎng)販売額は乗用車(chē)で19.40%、うちセダンが21.61%だった。2012年は、中國(guó)の乗用車(chē)市場(chǎng)販売臺(tái)數(shù)は1549萬(wàn)5200臺(tái)と7.07%増で、うちセダンの販売臺(tái)數(shù)は1074萬(wàn)4700臺(tái)と6.15%増。しかも日系車(chē)の販売臺(tái)數(shù)の下げ幅は大きく、乗用車(chē)で254萬(wàn)2000臺(tái)と9.28の%マイナス、うちセダンは196萬(wàn)4200臺(tái)で10.20%のマイナスだった。日系車(chē)の市場(chǎng)販売評(píng)価額の下がり方はさらに凄まじく、乗用車(chē)で16.40%とマイナス3.0ポイント、セダンは18.28%と同期比3.33ポイントも下がった。

第三段階は、2012年9月から2013年3月で、9月の釣魚(yú)島領(lǐng)土問(wèn)題発生以降、日系車(chē)は市場(chǎng)から「総すかん」をくらい、冷や飯を食らっていた日系車(chē)はさらに追い打ちをかけ、この段階の販売臺(tái)數(shù)は低迷、市場(chǎng)価格も引き続き下がり続けて10月には史上最低を記録した。9月度の乗用車(chē)販売臺(tái)數(shù)は16萬(wàn)臺(tái)でマイナス40.82%、市場(chǎng)価格は12.16%と8.33ポイント下げた。10月度の市場(chǎng)はさらに悲慘さを増し、乗用車(chē)販売臺(tái)數(shù)は9萬(wàn)8900臺(tái)でマイナス59.41%、市場(chǎng)価格は7.61%と12.34ポイント下げた。うちセダンの販売臺(tái)數(shù)は8萬(wàn)1100臺(tái)で市場(chǎng)価格はひとケタまで下げた(8.96%)。2013年の第1四半期、日系車(chē)市場(chǎng)は前年四半期よりも持ち直したが、以前のように回復(fù)していない。乗用車(chē)販売臺(tái)數(shù)は59萬(wàn)4000臺(tái)、販売臺(tái)數(shù)全體の13.43%で、うちセダンは販売臺(tái)數(shù)45萬(wàn)6400臺(tái)とセダン全體の15.33%を占めている。

第四段階は2013年4月から現(xiàn)在までだ。日系車(chē)の販売臺(tái)數(shù)、市場(chǎng)価格はともに全體的にまだ低迷しているが、その下げ幅は明らかに狹まっている。複數(shù)の日系自動(dòng)車(chē)會(huì)社が市場(chǎng)で日ごとに回復(fù)してきている。広州ホンダ、広州トヨタの販売臺(tái)數(shù)は4月からプラスに転換した。広州ホンダは7月度 3萬(wàn)2000臺(tái)を売り上げ31.29%増になり、これまで7カ月の販売臺(tái)數(shù)が20萬(wàn)9200臺(tái)で4.23%増にとどまっていたが、勢(shì)いを増している。広州トヨタの7月度販売臺(tái)數(shù)は3萬(wàn)2000臺(tái)を超え、これまで7カ月間で20萬(wàn)9200臺(tái)だったが、平均して同期比より記録を伸ばしている。東風(fēng)日産の販売臺(tái)數(shù)は乗用車(chē)トップ10位以?xún)?nèi)に入り、7月度は7萬(wàn)100臺(tái)を売り上げ、6位につけた。1-7月の累計(jì)販売臺(tái)數(shù)は46萬(wàn)5400臺(tái)で第7位だ。一汽トヨタは7月度の販売臺(tái)數(shù)4萬(wàn)2800臺(tái)、再びトップ10の企業(yè)(9位)にランクインした。そのほかの數(shù)社も難しい局面にあるものの、個(gè)別の車(chē)種では市場(chǎng)で人気となっている。東風(fēng)ホンダのMPVエリシオンは3ケタの伸びを見(jiàn)せ、SUVのCRV 2.0Lは需要が旺盛なニーズを得ている。長(zhǎng)安スズキはこれまでの7カ月間で新型アルトが3萬(wàn)6800臺(tái)と17.66%増、スイフトも1萬(wàn)8100臺(tái)で41.16%増と好調(diào)だ。

日系車(chē)市場(chǎng)の回復(fù)はすでに大勢(shì)となっている。これまでの7カ月間の販売記録をみると、特別なことがなければ今年の販売臺(tái)數(shù)は昨年並みもしくは昨年を超えると見(jiàn)込まれている。(乗用車(chē)254萬(wàn)臺(tái)、うちセダン196萬(wàn)臺(tái))で月間市場(chǎng)シェアは20%前後まで回復(fù)し、年間シェアは月間より1.5-2.0ポイント低くとどまるとみられている。

このような予測(cè)の主な根拠となっているのは、まず、日系車(chē)が急速に新型車(chē)投入の體制を整えており、しかも比較的良い効果を上げていることにある。頻繁に新型車(chē)を投入することは、販売臺(tái)數(shù)や市場(chǎng)シェア拡大の武器となり、日系車(chē)の回復(fù)に勢(shì)いを與えている。広州ホンダはクライダーを投入して2カ月になるが、6月度は0.3萬(wàn)臺(tái)あまり、7月度は1萬(wàn)400臺(tái)を売り上げ、ホンダの看板製品である CR-Vに次ぐ勢(shì)いだ。中國(guó)マツダのCX-5、一汽ホンダのRAV4、広州トヨタのYarisのモデルチェンジなど続々と市場(chǎng)に投入され、販売臺(tái)數(shù)を盛り上げている。そして、日系車(chē)は急速にデザイン、製造過(guò)程ともにローカリゼーションを進(jìn)めている。広州ホンダのクライダー、東風(fēng)ホンダのジェイド、広州トヨタのYarisや東風(fēng)日産の一新されたリヴィナなどは、すべて中國(guó)現(xiàn)地で設(shè)計(jì)、製造された車(chē)種になる。広州ホンダ第三工場(chǎng)では、すでにエンジン工場(chǎng)が生産を開(kāi)始した。そして、工場(chǎng)と販売網(wǎng)が力を合わせて販売促進(jìn)に力を入れ、価格低下、買(mǎi)い替え補(bǔ)助や販促プレゼントなどを毎週、毎月、新しいイベントを開(kāi)催し、日系車(chē)4Sディーラーには人がたくさん訪(fǎng)れ、日増しに増えている。このほか、トヨタ、日産、ホンダなどの日系車(chē)ブランドは、すでに數(shù)百萬(wàn)臺(tái)の中國(guó)市場(chǎng)で実績(jī)があり、歴史の積み重ねやブランド効果、販促サービスなど、中國(guó)人のイメージで認(rèn)知度がかなり高い。新車(chē)購(gòu)入、潛在的な新規(guī)顧客なども決して少ない數(shù)では収まらないだろう。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/EW?編集/武藤)

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