2019年12月3日、環(huán)球網(wǎng)は、ハッチソン米NATO大使が「中國(guó)は脅威ある國(guó)」と発言したことに対する、中國(guó)外交部報(bào)道官のコメントを報(bào)じた。

3日の同部の定例記者會(huì)見で、記者から同大使が2日に米メディアの取材に対し「中國(guó)はすでに世界にとって脅威のある國(guó)へと発展した。各國(guó)は中國(guó)をルールに基づく世界秩序の中に組み入れることを検討すべきだ。米國(guó)は単に公平な貿(mào)易を求めているにすぎず、中國(guó)と取引のある國(guó)際ビジネスマンはみなトランプ米大統(tǒng)領(lǐng)の対中姿勢(shì)を支持している」と発言したことについての質(zhì)問(wèn)が出た。

この質(zhì)問(wèn)に対し、華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官は「同大使の発言は非常におもしろい。自意識(shí)過(guò)剰だ」と指摘したうえで、「ピュー研究所が今年初めに発表した國(guó)際世論調(diào)査で、45％が『米國(guó)が自國(guó)にとって重大な脅威になっている』と答え、日本と韓國(guó)では6割を超えたと記憶している。誰(shuí)が脅威なのかは、これを見れば一目瞭然だ」とした。

また、「ルールに基づく世界秩序」という部分については、米國(guó)こそ「協(xié)約破棄」「集団からの離脫」が癖になっていると主張?！甘澜绀味啶违戛`ダーや政治家は、現(xiàn)在世界が直面している多國(guó)間主義と一國(guó)主義の戦いの中で、中國(guó)が多國(guó)間主義と國(guó)際ルールを守る側(cè)に立っていることに対し、心から良かったと感嘆している」と述べた。

さらに、貿(mào)易に関しては「米國(guó)が至る場(chǎng)所で貿(mào)易戦爭(zhēng)を発動(dòng)し、関稅の金棒を振りかざし、自國(guó)の企業(yè)や國(guó)民の利益のみならず、世界経済の回復(fù)に最大の不安定要素とリスクを生み出している」と非難。最後に、「われわれは、大使が自國(guó)や世界情勢(shì)についてクリアな認(rèn)識(shí)を持つことを願(yuàn)う。それが大使の責(zé)務(wù)だ。米國(guó)が焦っているのは理解できる。が、どんな時(shí)でも道理はわきまえなければならない」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/川尻）