2019年12月3日、環(huán)球時報は、スペインで中國語が印刷された「偽10ユーロ札」が見つかり、警察が調(diào)査を進(jìn)めていると報じた。

記事は、スペインのラジオ局が1日に報じた內(nèi)容として、同國內(nèi)で先日市民から「買い物中に偽10ユーロ紙幣を発見した」と警察に通報があったと紹介。額面が小さかったために偽札の鑑別が行われることなく商店や消費者の間で流通していたとみられる。紙幣には「中國語か日本語のような文字」が印刷されていたといい、発見者は「最初はユーロの新札だと思ったが、機(jī)械に通したら偽札と判定されたので、警察に通報した」と語ったという。

警察が確認(rèn)したところ、紙幣には中國語で「練習(xí)用、サンプル、流通禁止」などと印字されていることが分かった。警察は、「流通目的の偽札ではなくドラマや映畫で撮影をするための道具として作られ、紙幣をばらまくシーンで市民が偶然拾い、そのまま使用した可能性がある」との初歩的判斷を下したうえで捜査を行っているという。

中國では銀行員などが紙幣を數(shù)える練習(xí)をする際、今回発見されたもののように「練習(xí)用」などと書かれた模擬紙幣を用いるという。（翻訳?編集/川尻）