2019年12月4日、中國メディアの新浪財経は、米ブルームバーグがこのほど、「世界の自動車メーカーは今後數(shù)年間で8萬人余りを削減する」と報じたことを紹介した。

それによると、ブルームバーグの記事はまず、「人員削減はドイツや米國、英國に集中しているが、高成長國もこの流れに逆らえず、自動車メーカーはそれらの國で事業(yè)を縮小している」「ドイツの企業(yè)は過去1年間に、米ゼネラル?モーターズ（GM）やフォード?モーター、日産自動車と同様に大規(guī)模な人員削減に踏み切っている」「貿(mào)易摩擦や関稅でコストが上昇し、投資が抑制されるとともに、電気自動車（EV）や自動運転、配車サービスの時代の到來で各社が従業(yè)員數(shù)を見直す中、自動車業(yè)界は失速しつつある」「調(diào)査會社IHSマークイットによると、19年の世界の乗用車とライトトラックの生産臺數(shù)は前年比約6％減の8880萬臺となる見通しだ」などと伝えた。

そして、「業(yè)界で最も多くの人を雇用している」中國については、「販売不振に陥り、人員削減が行われている」とした上で、新興のEVメーカーのNIO（上海蔚來汽車）が今年9月末までに全従業(yè)員數(shù)の2割にあたる約2000人を減らしたことを紹介した。

日本についても、「自動車電気化の早期のリーダーだった日産自動車でさえ（人員削減から）免れることができなかった」とし、「1年前にカルロス?ゴーン元會長が逮捕されて以來、混亂が続いている。営業(yè)利益が過去十?dāng)?shù)年で最低を記録する中、世界各地の拠點で合理化を進め、今後數(shù)年間で計1萬2500人を削減する計畫だ」などと伝えた。

また、米國については「GMの約4萬6000人を超える従業(yè)員が今秋、40日間に及ぶストライキを行った。だが會社側(cè)に、1年前に閉鎖を計畫した米4工場のうち1工場での生産継続を認(rèn)めさせるというだけの結(jié)果に終わった」、ドイツについても「ダイムラー、ポルシェ、および主要部品サプライヤーであるロバートボッシュの本社があるシュトゥットガルトで11月22日、約1萬5000人が街頭で、人員削減と工場閉鎖に抗議して行進した。その1週間後には、アウディが、25年までに9500人を削減すると発表している」などと伝えている。（翻訳?編集/柳川）