2013年9月8日、日本の有名歌手、映畫女優(yōu)である李香蘭の波亂に満ちた數(shù)奇な生涯を描くミュージカル「李香蘭」が、東京で再公演を開始した。人民日報（電子版）が伝えた。

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ミュージカル「李香蘭」は李香蘭の自敘伝「李香蘭 私の半生」を下敷きに、日本の著名な劇作家、劇団四季創(chuàng)設(shè)者の淺利慶太氏が腳本と演出を擔(dān)當(dāng)。1991年の初上演以來、上演回數(shù)は844回に上る。1992年に日中國交正?；?0周年記念公演として中國巡演を行い、中國各界の観衆(zhòng)から高く評価された。今回の東京公演は8日から29日まで、計16回行われる。

李香蘭こと山口淑子氏は1920年に中國東北部遼寧省で出生。1930?40年代にアジアで人気を博した有名歌手、映畫女優(yōu)であり、「夜來香」「何日君再來」などの曲で知られる。

日本の敗戦後「漢奸罪」で逮捕されたが、日本人であることが証明されて無罪釈放となった。日本に戻ってからも蕓能活動を続け、1970年代に參議院議員に當(dāng)選?，F(xiàn)在にいたるまで日中友好に貢獻(xiàn)し続けている。李香蘭の物語は舞臺劇化やテレビドラマ化されてきた。ミュージカル「李香蘭」では、若くして蕓能界入りしてから國民法廷で無罪を言い渡されるまでの彼女の人生を描き、戦爭の殘酷さと日本軍國主義者の暴虐さ、そして日中両國をともに祖國と思う李香蘭がやむを得ず映畫に出演した経緯などを如実に反映している。日中両國民は彼女の數(shù)奇な生涯を通じて、あの戦爭の歴史を理解することができる。

9月7日に四季劇場で行われた全體リハーサルでは、淺利氏自ら現(xiàn)場の指揮を執(zhí)った。どの役者の演技も極めて感化力があり、喜び、やむを得なさ、悲しみなど感情の細(xì)部が余すところなく表現(xiàn)されている。李香蘭本人の名曲「夜來香」の他、日本人役者が「松花江上」を中國語で歌い、國境を越えて人々の胸を打つミュージカルの力を感じ取ることができる。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山）