中國映畫市場の今年の興行収入が今月6日、600億元（約9260億円）を突破。今年の興収ランキングではトップ5のうち中國映畫が4作品を占め、國産映畫の強(qiáng)さを示している。

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國営放送機(jī)構(gòu)?中央広播電視総臺（CMG）がデータを公表したもの。今や米國に次いで世界第2位の映畫市場となった中國だが、今年の興行収入が6日夜に600億元（約9260億円）を突破。昨年より24日早い過去最速のスピードとなり、観客動員數(shù)は16億1900萬人と、こちらも前年比で3．1％アップしている。

近年、國産映畫からメガヒット作品が次々に誕生しているが、今年もその勢いは止まらず。アニメ映畫の「ナタ～魔童降臨」が49億7000萬元（約768億円）、SF映畫「流転の地球」が46億5000萬元（約718億円）の興行収入を記録し、現(xiàn)在のところ今年の興収ランキングの1位と2位に。なお、トップ5に海外作品で唯一登場したのは「アベンジャーズ/エンドゲーム」で、3位につけている。

今年は中華人民共和國の建國70周年に當(dāng)たり、これに合わせて公開された「我和我的祖國」や「高度一萬メートルの奇跡」（中國語タイトル：中國機(jī)長）など愛國映畫が軒並みヒットし、國産映畫の興収を押し上げた。また、今年のカンヌ國際映畫祭でコンペティション部門に中國から唯一出品された「南方車站的聚會」が6日に封切られ、年末年始にかけてはドニー?イェン（甄子丹）の人気シリーズ最新作「葉問4」や、話題のコメデ?！赴雮€喜劇」などの公開も控えており、ラストスパートにも期待がかかっている。（Mathilda）