2019年12月9日、環(huán)球網(wǎng)は、日本の職場におけるマタニティハラスメント、いわゆる「マタハラ」が深刻化していると報(bào)じた。

記事は、日本のある病院で若い看護(hù)師が自身の妊娠を伝えたところ、同僚から祝福の言葉をもらえなかったばかりか、看護(hù)師長から「迷惑をかけるのだから、みんなに謝りなさい」と言われ、さらにその上司からも長時(shí)間の説教を受けたことが日本國內(nèi)で報(bào)じられたと紹介。日本メディアによれば、同様の「マタハラ」は日本の職場で日常茶飯事となっており、女性従業(yè)員に大きな心身の痛手を負(fù)わせているとした。

そのうえで、「マタハラの背景には、日本が長期間抱えている男女の不平等という問題がある」と説明?！搁Lきにわたり、日本の女性は結(jié)婚や出産を機(jī)に會(huì)社を辭めて家庭に入ることを選択し、社會(huì)全體もそれを女性にとって最大の幸福と認(rèn)識(shí)してきたため、職場における女性の地位は低く、多くの場合はお茶くみといった簡単な仕事を任され、男性と同じように出世するためには出産を避けなければならない狀況が続いてきた」と伝えた。

そして、「世界経済フォーラムによる世界の男女平等に関する報(bào)告では、2014年における日本の男女平等度が世界の104位で、18年には110位とさらに順位を落とした」と紹介。この狀況の中で働く女性が増えたことで出生率が大きく低下し、政府関係者も「國レベルの災(zāi)難」と稱する事態(tài)になったとしている。

記事は、「男女雇用機(jī)會(huì)均等法の改正などにより女性社員による出産?育児の権利が法律によって保護(hù)されるようになったとする一方、違反者に対する罰則規(guī)定が欠けており、実質(zhì)的な効果を疑問視する聲も出ている」と解説した。

日本での「マタハラ」問題に、中國のネットユーザーは「中國にもある。どうやら世界共通の問題のようだ」「妊娠が分って2カ月後に、妊娠を理由に辭めさせられたことがある」「これは、資本主義と儒家文化の不健全な部分が結(jié)びついたことによる産物だ」といった感想を殘している。（翻訳?編集/川尻）