2019年12月8日、中國メディアの新華網(wǎng)は、中國が研究開発中のリニア車両を公開したと伝えた。

記事は、浙江省杭州市で開催された「國際スマート交通産業(yè)博覧會?未來交通大會」で、中國の高速磁気浮上式リニアモーターカーの車両が公開されたと紹介。記者は、「外観を見るとノーズが現(xiàn)行の高速鉄道車両より長く、車內(nèi)は清潔で明るくて、座席數(shù)は需要に合わせて調(diào)整できる」と伝えた。

その上で記事は、「中國中車（CRRC）の時速600キロの高速磁気浮上式リニア開発プロジェクトは16年7月に始動し、CRRCが組織して傘下の中車青島四方機(jī)車車両が具體的に実施。30余りの企業(yè)、大學(xué)、研究機(jī)関が共同で研究開発していた」と紹介?！讣s3年間にわたる技術(shù)的な難関攻略を経て、高速磁気浮上システムの核心的な技術(shù)のブレークスルーに成功。車両、けん引、運行管理通信など核心的な各サブシステムの研究開発でも重要な段階的成果を手に入れた」と伝えた。

中車青島四方機(jī)車車両の設(shè)計者である張志強(qiáng)（ジャン?ジーチアン）氏は、「新たな高速交通モデルとして高速磁気浮上式リニアは、速度が速く、スタート時の加速がよく、上り坂で力強(qiáng)いという利點がある」と紹介。「長距離路線において速度面での優(yōu)位性を発揮できるほか、短?中距離での素早い発車?停車に応用でき、都市通勤の効率を大幅に向上させ、都市間の一體化、一帯化、通勤化を促進(jìn)できる」と述べている。（翻訳?編集/山中）