2019年12月6日、新浪軍事は、パキスタンが中國のJ-10C戦闘機(jī)を購入しない理由について考察する記事を掲載した。

記事は、先日ドバイで開かれた航空ショーにおいて、パキスタン空軍関係者がロシアのSu-35戦闘機(jī)の模型の前で足を止め、ロシア側(cè)の販売関係者と詳細(xì)な性能データ紹介を受けていたと伝えた。そして、海外の航空ショーに初めてお目見えしたJ-10CEには興味は集まらず、J-16やJ-11といた戦闘機(jī)に興味が集まっているようだとしている。

そして、パキスタンがJ-10よりもJ-16、J-18に興味を持っている狀況について「雙発戦闘機(jī)を持たず、経済力も限られるパキスタン空軍は、単発中型戦闘機(jī)であるJ-10よりも、雙発重型戦闘機(jī)であるJ-16やJ-11Bに興味を持つのは自然なこと」だとした。またコスト面でも雙発重型戦闘機(jī)の方が価格が安く、空中戦においても単発機(jī)にはない強(qiáng)みを持っていると解説した。

また、パキスタンが中國と共同開発したFC-1 BLOCK3戦闘機(jī)は第4世代半に近い性能を持つものの、小型の単発軽量性能戦闘機(jī)であることから、重型戦闘機(jī)のとの長時間の戦いに不利であるほか、燃料タンク製薬から航続距離や作戦半徑も限定的であると説明。隣國のインドに対しては「あくまでも防御主體の裝備」という位置づけになり、インドに空中攻撃を仕掛けるのは難しいとしている。

記事は、パキスタン空軍は現(xiàn)在上から下まですべてが雙発重型戦闘機(jī)を求める姿勢で一致しており、J-10Cを売り込むのが難しいのは想像に難くないと説明。パキスタンに多く兵器を買ってもらうためには、J-10ではなく、J-11シリーズの重型戦闘機(jī)を選んでセールスを仕掛けるべきだと論じた。（翻訳?編集/川尻）