中國(guó)の女優(yōu)コン?リー（鞏俐）や俳優(yōu)オダギリジョーらが出演する中國(guó)映畫「サタデー?フィクション」（蘭心大劇場(chǎng)）が、封切り當(dāng)日にいきなり公開中止を発表。メガホンを執(zhí)ったロウ?イエ（婁[火華]）監(jiān)督が問題視されているのではないかとも報(bào)じられている。

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多國(guó)籍キャストも話題の「サタデー?フィクション」は、1940年代の上海を舞臺(tái)に、「蘭心劇場(chǎng)」で起こる駆け引きを描く作品。主演のコン?リーが実は諜報(bào)員という裏の顔を持つ女優(yōu)を、オダギリジョーは日本から來た暗號(hào)通信の専門家で、物語の鍵を握る人物を演じている。

今年のベネチア國(guó)際映畫祭のコンペティション部門にも出品された「サタデー?フィクション」だが、公開初日となった今月7日の朝、同作の中國(guó)版ツイッター公式アカウントが中止を発表?！腹_スケジュールの調(diào)整のため」としているが、詳しい理由は記されておらず、新たな公開日程も公表されていない。

メガホンを執(zhí)ったロウ?イエ監(jiān)督はデビュー作「デッド?エンド 最後の戀人」から現(xiàn)在まで25年間に13本の映畫を制作しているが、中國(guó)で一般公開されたのはわずか4本のみ。2000年に「ふたりの人魚」を海外の映畫祭で公開後、2年間の映畫制作禁止処分になり、2006年の「天安門、戀人たち」でもカンヌ映畫祭參加を敢行したことで、今度は5年間の映畫制作禁止処分となっている。

當(dāng)局から“要注意人物”と目されるロウ?イエ監(jiān)督だが、前作の「シャドウプレイ」も「サタデー?フィクション」と同じような狀況となり、完成から3年後の今年4月に一般上映されている。この時(shí)は「天安門、戀人たち」の騒動(dòng)が尾を引いているのが原因と言われたが、今回のいきなりの上映中止についても同様にロウ?イエ監(jiān)督自身が問題視され、このような事態(tài)に陥ったのではないかと報(bào)じられている。（Mathilda）