2019年12月11日、観察者網(wǎng)は、四川省成都市で行われたキックボクシングの試合で、初心者の大學(xué)生がベテランボクサーに腹部を蹴られて倒れ、一時(shí)心停止となる事故が発生したと報(bào)じた。

記事によると、格闘技経験わずか1カ月の大學(xué)生?暁新（シャオシン）さんが11月30日、コーチの説得を受けて同市で行われたキックボクシングの試合に出場(chǎng)。対戦相手は現(xiàn)地の格闘界における著名人で、自らキックボクシング道場(chǎng)も経営する経験豊富なボクサーだったという。

実力に差がありすぎる2人の対戦は、開始わずか35秒で暁新さんが左腹部に激しいキックを受けてノックアウト。一時(shí)心停止となった。その後、心停止から回復(fù)したものの、現(xiàn)在も昏睡狀態(tài)にあるという。

記事によると、事故発生後に警察當(dāng)局が捜査を?qū)g施し、初心者と経験者のマッチメイクをした試合の主催者である成都野蠻怪獣體育文化伝播有限公司の代表者の身柄を拘束したという。

現(xiàn)地でプロボクシングの試合をプロデュースしたことがあるボクシングクラブの責(zé)任者は「責(zé)任は主催者にある。正規(guī)の試合では、主催者は動(dòng)畫やランキングなどの資料から選手の能力を判斷したうえでマッチメイクを行う義務(wù)がある。今回の試合は正規(guī)の手続きでは許されない組み合わせだ」と指摘した。

また、通常主催者は選手に対し身體検査結(jié)果の提出を求めることになっているが、一部主催者はコストカットのためにこのプロセスを省略しており、事故発生の大きなリスクとなっているとの見方を示した。（翻訳?編集/川尻）