2019年12月12日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、韓國の機(jī)密機(jī)関でこのほど、韓國語が堪能だった中國人を採用してしまう事態(tài)が発生したと報(bào)じた。

記事は、韓國の政府機(jī)関およびその下部組織では、人材選抜の公平性を図るために最終學(xué)歴や出生地を?qū)彇藢澫螭趣护?、筆記試験と面接の結(jié)果を重視する選抜制度を2017年から実施していると紹介した。

その上で、韓國原子力エネルギー研究院が今年この選抜制度によって採用した61人の中に、中國國籍の人物が含まれていたことが明らかになり、原子力分野を扱う機(jī)密性の高い機(jī)関であることから、その採用をめぐって韓國國內(nèi)で議論を巻き起こしたと伝えている。

韓國?中央日報(bào)の11日付報(bào)道によれば、中國籍の人物は中國の大學(xué)を卒業(yè)後に韓國科學(xué)技術(shù)院（KAIST）で機(jī)械エンジニアリングの修士課程を?qū)Wんだ。面接では流ちょうな韓國語を話し、試験官は「異?！工虿熘扦胜盲郡趣韦长趣馈?/p>

この前代未聞の事態(tài)について、韓國MBCテレビは「同研究院としては、外國人の採用禁止を明文化しておらず、正規(guī)のプロセスで合格した以上、この中國人を採用すべきだとの姿勢を見せている」と報(bào)道。一方で、専門家などからは「機(jī)密事項(xiàng)や重要技術(shù)が外部に漏れ出す可能性がある」との懸念や、「國の予算で行われている原子力研究分野の外國人採用については、仮に認(rèn)めたとしても一層慎重であるべき」との指摘が出ているという。（翻訳?編集/川尻）