フライメディア 2019年12月16日(月) 12時50分
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近年、歩行者への交通ルールの取締りが厳しくなってきた上海で、信號を無視して橫斷歩道を渡る歩行者への対策として、顔認(rèn)証システム導(dǎo)入による違反者取締りが大々的にスタートしている。
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上海でも、過去の一時期、違反者の顔寫真を一部の路線バス停のモニターに表示していたが、それもいつの間にか消えていた。今回、登場した顔認(rèn)証システムは、歩行者用信號機(jī)の下に設(shè)置されたモニターに導(dǎo)入されている。
モニターでは、橫斷歩道を渡る歩行者の全景、違反者の狀況、そして違反者の顔がクローズアップされて映し出される。どれもリアルタイムで映し出され、違反者は顔認(rèn)証で個人情報を特定される上、罰金が課せられる。
ちなみに違反者には後日、交通違反による罰金の通知(ショートメッセージ)が屆く。罰金は、Alipay(支付寶/アリペイ)やWechat pay(微信支付/ウィーチャットペイ)などの決済アプリを使って支払うこともできる。
もともと、上海に限らず、中國全土では、赤信號でも車が走ってこなければ、信號を気にせずに?渡る歩行者が多かった。さながら「赤信號は気をつけて渡る」という意味なのかと錯覚するほどだったが、この信號無視の橫斷が“過去の光景”となる日も遠(yuǎn)くないはず。
こうした信號機(jī)の設(shè)置に、地元の反応は?というと、交通ルールを守ってさえいれば、直接的な影響がないため、現(xiàn)時點(diǎn)では大きな反響は聞こえてこない。どちらかと言えば、外國人観光客が興味津々にモニターを眺め、立ち止まっていることのほうが多い。
ここ一年ほど、上海の路上では、監(jiān)視カメラの臺數(shù)もどんどん増え、交差點(diǎn)をふくめ、いたるところに仰々しく設(shè)置されている。普段は見慣れてしまい、気にもとめないが、巷では「監(jiān)視社會」という言葉すら聞こえてくる。ただ、一方で顔認(rèn)証や追跡システムは犯罪防止にも活用でき、安全で安心して暮らせる社會をつくる方法の一つという聲もある。(提供/フライメディア)
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