<米中交渉合意>米関稅「第4弾」見送り、発動済み稅率も一部引き下げ=中國は農(nóng)産物輸入拡大など9項目

Record China    2019年12月14日(土) 7時46分

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米中両國政府は貿(mào)易交渉で「第1段階の合意」に達(dá)したと発表した。米國は「第4弾」の殘り1600億ドル分の発動を見送り、一部の関稅率を引き下げる。中國は農(nóng)産物の輸入拡大、金融市場の開放などを?qū)g行する。

米中両國政府は、2019年12月13日、貿(mào)易交渉で「第1段階の合意」に達(dá)したと発表した。米國は15日に中國製のスマートフォンやノートパソコンなどを?qū)澫螭?5%の関稅を上乗せする「第4弾」の殘り1600億ドル分の発動を予定していたが、適用を見送るほか、9月に発動したスマートウオッチなど1200億ドル分の関稅率を15%から7.5%に引き下げる。中國は米農(nóng)産物の輸入拡大のほか、金融市場の開放や知的財産権保護(hù)、為替政策の透明化も実行する。

トランプ米政権が対中制裁関稅を一部緩和するのは米中両國が関稅をかけ合う貿(mào)易戦爭を始めた2018年7月以降で初めて。中國側(cè)も15日に準(zhǔn)備していた報復(fù)関稅の発動を見送る。

中國政府は13日夜、北京で記者會見を開き、第1段階の合意は米國産のトウモロコシなど農(nóng)畜産物の輸入拡大、知的財産権保護(hù)、技術(shù)移転、金融サービス、為替、紛爭解決など9項目に及ぶと明らかにした。米國からの輸入拡大額は後日発表するとしているが、トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)によると、年間500億ドル(5兆4千億円)に達(dá)するという。

トランプ米大統(tǒng)領(lǐng)は13日、「極めて大型の取引が実現(xiàn)した。合意には多くの構(gòu)造改革と、農(nóng)産物やエネルギー、工業(yè)製品の大規(guī)模購入などが含まれる」と指摘した。中國政府は13日記者會見し「米中協(xié)議が合意に達(dá)するのは両國の利益に合致し、國際社會の期待に沿うものだ」と強(qiáng)調(diào)した。

米中両國は長期に渡る貿(mào)易戦爭の打開へ踏み出したことになる。農(nóng)家や製造業(yè)の反発を受け、大統(tǒng)領(lǐng)選へ成果を焦るトランプ政権と、國內(nèi)経済への影響を避けたい習(xí)近平政権が歩み寄った格好だ。(八牧浩行

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