特技の金魚すくいを活かして大學(xué)に合格した日本の高校生が中國のネット上で紹介され、大きな話題を呼んでいる。

NHKが13日に報じたところによると、大阪府に住む三宅莉緒さんはスポーツなどで活躍した生徒を選抜する関西外國語大學(xué)の「一蕓入試」において、高校での成績などに加えて例年參加してきた金魚すくい大會での成績が評価され、英米語學(xué)科への合格が決まった。三宅さんは小學(xué)校4年生の頃から週に一度奈良県の大和郡山市にある金魚すくい道場に通って練習(xí)を重ね、高校1年生からは全國大會の一般部門に挑戦。4位から3位、2位へと徐々に順位を上げてきたという。

報道によると、金魚すくいで大學(xué)に合格する例は三宅さんが初めて。三宅さんは「大學(xué)で英語をしっかり勉強(qiáng)し、海外の人たちに金魚すくいの魅力を伝えたい」と語った。

中國版ツイッター?微博（ウェイボー）は、複數(shù)のメディアや個人のアカウントが三宅さんの報道を取り上げた。中でも、「このニュースはどんな道にもそれぞれに名人がいるということを証明している。一つのことをやり通せば、必ず社會から認(rèn)められる。大切なのはその人の心の在り方なのだ」というコメントを添えたアカウントの投稿には16日午後0時の時點で1000件を超えるコメントが寄せられた。

中國のネットユーザーからは、「すごい！。応援したくなる」「彼女は、努力すれば必ず報われると私に思わせてくれた」「高すぎる目標(biāo)を掲げて地に足がついていないようじゃダメってことだね」といった感想が寄せられた。

このほか、「日本の発想はやっぱりユニーク」「日本では多くの人が獨自のこだわりを持っているけど、ちゃんと社會に受け入れられる。笑われたりしない」といった聲や、「中國でもこんな風(fēng)に入學(xué)者の選抜が行われてほしい」という意見も見られた。（翻訳?編集/巖谷）