2019年12月14日、韓國?朝鮮日報(bào)は、韓國の中東外交に「危機(jī)が迫っている」と報(bào)じた。

記事によると、イラン外務(wù)省が先月中旬、テヘラン駐在のユ?ジョンヒョン韓國大使を呼び、IBK企業(yè)銀行とウリ銀行の口座に9年にわたり預(yù)けられているイラン中央銀行名義の預(yù)金およそ7兆ウォン（約6500億円）について、早期に引き出せるようにしてほしいと要求した。記事は「イラン産原油と超軽質(zhì)油の輸入代金を支払うよう強(qiáng)く抗議した」と説明している。

また、イラン外務(wù)省関係者は「米國の制裁対象になっていない醫(yī)薬品や食料品の輸出入代金の決済はその気になればできる。ところが韓國政府は努力をしていない」と主張した。イラン中央銀行やイラン保健省の関係者もユ大使に會って問題の解決を要請しているほか、ソウルにあるイラン大使館も最近になって韓國外交部の擔(dān)當(dāng)者に何度も會い、韓國側(cè)の數(shù)々の問題點(diǎn)を指摘したという。

事態(tài)の悪化を受け、韓國外交部は先月25～27日に前イラン大使の韓國國際協(xié)力団（KOICA）のソン?ウンヨプ理事をイランに派遣した。當(dāng)時韓國外交部はソン理事が率いる使節(jié)団を「経済協(xié)力代表団」と説明して「通常の外交交流のように裝った」と記事は表現(xiàn)。しかしソン理事には何の権限もなかったため「この対応は逆にイラン政府の怒りに油を注いでしまった」としている。

韓國外交部は「イラン側(cè)の立場は理解する」としながらも、「米國の制裁によってイランの求めには全て応じられない」との立場を示している。ただし、制裁対象になっていない品目の輸出入代金については、早期に決済ができるよう米國側(cè)と協(xié)議を行う意向も伝えたという。

記事はさらに、韓國大統(tǒng)領(lǐng)府が今月12日、イランから近いホルムズ海峽を守る米國など各國による有志連合に韓國軍を派遣する方向で検討中と発表したため、「これについてもイランからの激しい反発が予想される」と指摘?！该讎?、中國、日本との関係が悪化する中、中東外交でも大きな問題が表面化しつつある」としている。

これを受け、韓國のネット上には多くのコメントが寄せられており、「最悪の政権だ。弾劾できないか？」「文大統(tǒng)領(lǐng)は韓國に災(zāi)難ばかりもたらす」「後ろに米國がいるから虎の威を借る狐になってしまったのだろう。米國から離れることが韓國にとっていいことなのに、なんでそれが分からないかな？これが國と言える？」など文政権への非難が集中している。

また「モノを買ったらお金を払う。これは當(dāng)たり前」「せめて利子だけでもしっかり払おうよ」などと訴える聲も上がっている。（翻訳?編集/松村）