中國映畫市場の2019世代別ランキング発表、若者は「愛國映畫」離れ?

Record China    2019年12月17日(火) 11時20分

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中國の映畫會社アリババ?ピクチャーズ(阿里影業(yè))が、今年の劇場公開作の中から年代ごとに人気の高かった映畫をランキングで公開。若い世代が選んだ作品には、愛國映畫が1本も選ばれないという結(jié)果となった。

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中國の映畫會社アリババ?ピクチャーズ(阿里影業(yè))が、今年の劇場公開作の中から年代ごとに人気の高かった映畫をランキングで公開。若い世代が選んだ作品には、愛國映畫が1本も選ばれていないという結(jié)果となった。

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アリババ?ピクチャーズがこのほど、2019年度版「中國映畫市場ユーザー報告」を公開したもの。今月14日午後5時(現(xiàn)地時間)までに、中國大陸で今年劇場公開された映畫は約610作品、興行収入は608億8600萬元(約9540億円)となった。

今年の観客動員數(shù)は昨年よりやや多い17億2000萬人となり、最も映畫館に足を運(yùn)んだのは20~29歳の若い世代。続いて19歳以下が全體の18%、40代が15%となり、中國映畫市場は若い世代が下支えしていることが分かる。

チケットをオンライン購入したユーザーが選んだ映畫から、世代ごとのランキングも発表されている?!?0後」(2000年代生まれ)の1位は、今年大ヒットした中國映畫「少年的你」で、2位は「スパイダーマン:ファー?フロム?ホーム」、3位は臺灣映畫としては異例のヒット作となった「悲しみより、もっと悲しい物語」だった。

「95後」(1995年~1999年生まれ)のトップ3の顔ぶれは「00後」と同じだが、ランキングが入れ替わり「悲しみより、もっと悲しい物語」が1位に?!?5後」(1985年~1989年生まれ)の選んだ1位は香港映畫「掃毒2:天地対決」だった。

今年は中華人民共和國の建國70周年を迎え、多くの愛國映畫が市場に投入され、人気を集めた。しかし、こういった愛國映畫がランキングのトップ5圏內(nèi)に登場したのは、「80後」(1980年代生まれ)のみ。1位には今年の愛國映畫で最もヒットした「私と私の祖國」が、3位と5位に「攀登者」および「高度一萬メートルの奇跡」が登場しているが、今年10月に公開されたこの“愛國ビッグ3”と呼ばれる3作品は、若い世代のランキングには1本も登場していない。(Mathilda

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