2013年9月11日、露ラジオ局?ロシアの聲は「日本の『島購入』から1年、日中両國が互いに『プレゼント』贈る」と題した記事を掲載した。環(huán)球時報（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

日本による尖閣諸島（中國名?釣魚島）の「國有化」から1年が経ち、中國と日本はいまだかつてない規(guī)模でお互いの神経を逆なでし、挑発し合っている。日本は島に公務(wù)員を常駐させると発言し、一方の中國は島周辺海域に8隻の海警局の船を派遣した。一日に當該海域に入った中國公船の數(shù)としては過去最多となった。

「島購入」から1周年、お互いに送った「プレゼント」はそれぞれの態(tài)度を象徴するものであり、日中関係は「氷河期」に突入している。ロシア?サンクトペテルブルクで行われた主要20カ國?地域首脳會議（G20サミット）期間中、習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席と安倍晉三首相は言葉を交わしたものの、雪解けの気配は見られなかった。

「最初に述べたような両國の動きは氷山の一角に過ぎない」と指摘するロシア科學(xué)院極東研究所のワレリー?キスタノフ氏は「中國は空母を、日本はヘリコプター搭載護衛(wèi)艦を建造し、軍拡競爭はすでに始まっている。日本は『中國脅威論』を考慮し、年內(nèi)に防衛(wèi)政策の見直しや憲法改正を改めて検討する方針である」と述べた。

島をめぐる爭いには日中両國の強いナショナリズムがうかがえる?！笎蹏髁x」はもてあそばれ、結(jié)果的に両國のお互いへの友好的な感情はどん底まで落ちてしまった。先般の世論調(diào)査では、アンケートに答えた日本人の93％が「中國人に良い印象を持っていない」と答え、中國人の90％は「日本人が嫌い」と答えた。キスタノフ氏は「日本も中國もこの調(diào)査結(jié)果に大きなショックを受けている。これは日中両國がお互いを信用していないことを示すものであり、その上敵対心はなおも強まっている」と指摘する。

東シナ海の情勢に不満を感じている中國人は1年で倍の80％に達した。中國人の3分の1は將來的に日中間で武力衝突が勃発すると見ているが、日本人の半數(shù)はこの見方には反対である。その原因としては、日本メディアが日ごろから中國の軍事力拡大を指摘するあまり、武力では勝てないと恐れている日本國民が多いことが考えられる。（翻訳?編集/XC）