2019年12月19日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、米紙ワシントン?ポストの記事を引用し、毎年60萬人もの中國人學(xué)生が海外で學(xué)んでいるとして、その理由を分析した。

記事は、18年に行われた経済協(xié)力開発機(jī)構(gòu)（OECD）の生徒の學(xué)習(xí)到達(dá)度調(diào)査（PISA）で中國が1位となったと紹介する一方、同年には中國から66萬2100人が海外留學(xué)したと指摘?！钢袊谓逃贫趣鲜澜绀亲瞍馑厍绀椁筏い韦?、なぜ彼らは海外で學(xué)ぶことを希望するのか」と疑問を投げかけた。

その上で、「5つの事実」がポイントだと分析。1つ目は、「中國の生徒は勉強(qiáng)時(shí)間が長くて満足度が低い」こと。PISAの調(diào)査によると、中國の生徒は週平均55時(shí)間勉強(qiáng)しており、PISAが公表した最も學(xué)習(xí)効率が高かったフィンランドと比べ20時(shí)間以上も多かったという。

2つ目は「より全面的な教育を望む」こと。18年に米國で學(xué)ぶ約110萬人の外國人には、36萬9500人の中國人學(xué)生と短期研修を受ける中國人が含まれると指摘した。

3つ目は、「中國人留學(xué)生は理想を持ちつつも焦っている」こと。特に、中國では授業(yè)で発言を求められることがほとんどないため、米國での學(xué)習(xí)は中國人學(xué)生にとって難しいものだ」とした。また、「米中関係の悪化で學(xué)生ビザが取り消されるのではないかといった焦りや不安も感じている」と指摘した。

4つ目は、「留學(xué)は2度目のチャンスを提供する」こと。同紙記者によると、インタビューした中國人留學(xué)生の多くが特に優(yōu)れた學(xué)生ではなかったという。「海外留學(xué)はこうした學(xué)生に2度目のチャンスを提供することになる」と論じた。

5つ目は、「18年から19年に米國留學(xué)した中國人の増加率は1．7％と、この10年間で最も伸び率が悪かった」こと。記事は、「短期的に見ると米中関係の悪化は米國留學(xué)に悪影響を與えているが、19年に英國への留學(xué)を申請した中國人は30％も増加しており、世界における米國の高等教育トップの地位を脅かしている」と論じた。（翻訳?編集/山中）