今年の安倍晉三首相の外交を振り返って中國(guó)メディアは「対ロシア、北朝鮮、韓國(guó)、さらには米國(guó)などで特筆すべきことがなかった」と論評(píng)した。記事は23日から2日間の日程で中國(guó)四川省の成都で開(kāi)かれる日中韓首脳會(huì)談に觸れ、「今年最後の點(diǎn)數(shù)稼ぎのチャンスになりそうだ」とも伝えた。

安倍外交について、中國(guó)網(wǎng)は廉徳瑰?上海外國(guó)語(yǔ)大學(xué)日本研究センター主任の分析を紹介。この中で廉主任はまず日露関係を取り上げ、「まったく進(jìn)展がない」と述べ、「安倍政権は今年も日露の『共同経済活動(dòng)』の推進(jìn)を模索したが、ロシアは態(tài)度を軟化させなかった。プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は露米関係が改善されなければ、日本が対露関係で大きな一歩を踏み出すことはなく領(lǐng)土問(wèn)題の解決を目指すだけにすぎないと考えており、そのため日本に対してそれほど大きな期待を持っていない」と解説した。

北朝鮮との関係に関しても「進(jìn)展の見(jiàn)通しはない」と斷言?！搁L(zhǎng)年にわたり米國(guó)に従い北朝鮮制裁を主張してきた日本は、米朝會(huì)談から大きな衝撃を受けた。日本はさらに北朝鮮問(wèn)題をめぐり世界で孤立することを恐れ、今年5月に北朝鮮側(cè)に無(wú)條件対話(huà)を提案した。北朝鮮は拉致問(wèn)題が解決済みという姿勢(shì)を崩しておらず、日本は拉致問(wèn)題が解決されなければ制裁を解除しないとしている。無(wú)條件対話(huà)が実現(xiàn)しても実質(zhì)的な進(jìn)展は厳しい」との見(jiàn)方を示した。

日韓関係は「こう著狀態(tài)に陥っている」と説明。「徴用工問(wèn)題をめぐる韓國(guó)の判決を受け、日本は半導(dǎo)體製品の対韓輸出規(guī)制を?qū)g施したが、これは実際には韓國(guó)のハイテクおよび経済に対する制裁だ。両國(guó)の歴史問(wèn)題は貿(mào)易摩擦に転じた。両國(guó)の対立に緩和の兆しはなく、國(guó)民感情が冷え込んでいる。また安倍內(nèi)閣は日本國(guó)民の不満を韓國(guó)に向けさせたが、この外交を犠牲にして國(guó)內(nèi)の視線(xiàn)を移す方法は政治の成果に數(shù)えがたく、國(guó)益の損失を補(bǔ)うことができない」と評(píng)した。

対米関係は「複雑化している」との見(jiàn)立てで、「日米両國(guó)は同盟関係だが、米國(guó)の保護(hù)貿(mào)易主義は日本の利益を損ねた」と言及。「年末が迫る中、日米貿(mào)易協(xié)定が日本の國(guó)會(huì)で可決されたが、事はこれで終わりではない。米國(guó)が最も関心を寄せる日本のコメ市場(chǎng)開(kāi)放の問(wèn)題がまだ解消されておらず、米國(guó)も日本車(chē)の輸入関稅の撤廃に応じていない。米國(guó)は日本に米軍駐留経費(fèi)の負(fù)擔(dān)拡大を求め、日本を困惑させている。日本國(guó)民は同盟が誰(shuí)のために存在するのかと疑問(wèn)視している」と続けた。

最後に廉主任は「今や安倍氏の今年の外交成績(jī)表は中國(guó)頼みとなった」と指摘?！?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=中日'>中日韓首脳會(huì)議は3カ國(guó)首脳が朝鮮半島問(wèn)題、自由貿(mào)易協(xié)定問(wèn)題、地域問(wèn)題について調(diào)整する場(chǎng)になる」として、「首脳會(huì)議の成功は今年の安倍外交の數(shù)少ない見(jiàn)どころになるかもしれない」と締めくくった。（編集/日向）