2013年9月16日、第60回べルリン國(guó)際映畫祭で銀熊賞を受賞したワン?チュエンアン（王全安）監(jiān)督の「再會(huì)の食卓」（中國(guó)語(yǔ)タイトル：團(tuán)圓）が、3年越しで中國(guó)で一般公開されることになった。新浪網(wǎng)が伝えた。

ワン監(jiān)督は2007年、「トゥヤーの結(jié)婚」がベルリン國(guó)際映畫祭の最高賞にあたる金熊賞を獲得。國(guó)際的な名聲を一気に高めた。2010年には同じくベルリンで「再會(huì)の食卓」が最優(yōu)秀腳本賞にあたる銀熊賞を受賞。この作品が中國(guó)で、3年の時(shí)を経てやっと一般公開されることに。今月19日に封切りを迎える。

同作は、中國(guó)と臺(tái)灣に離れて歴史の波に翻弄された夫婦の姿を描く。國(guó)民黨軍の兵士だった夫は第二次大戦後、妻と2人の子供を上海に殘して臺(tái)灣へ渡る。40數(shù)年ぶりに上海へ戻ってきた夫だが、妻は早くに再婚していた。文化大革命の波にさらされ、命を捨てる覚悟をしていた當(dāng)時(shí)、彼女を救ってくれた男性と結(jié)婚していたのだ。戻ってきた夫を夫婦で歓迎し、手厚くもてなすのだが、それぞれ心に抱えていた思いが揺れ始める。

中國(guó)と臺(tái)灣の関係という微妙なテーマを描いた同作だが、3年という長(zhǎng)い時(shí)間を経ながらも検閲を無(wú)事パスし、ノーカットで上映される。中國(guó)メディアによると、これまで問題作の多かったワン?チュェンアン監(jiān)督の映畫としては、ノーカット許可はこれが初めて。ベルリン國(guó)際映畫祭で上映されたそのままのフィルムが、中國(guó)の観客のもとに屆けられることになった。（翻訳?編集/Mathilda）