カナダ首相が中國について「脅迫外交」と発言したことに対し、中國外交部の報道官が反論した。

同部の趙立堅（ジャオ?リージエン）報道官は14日の定例記者會見で記者から「カナダのトルドー首相が13日、中國との國交樹立50周年に際して実施した記者會見で『われわれは盟友と全力で協(xié)力し、中國による脅迫外交、カナダ人2人や他國民に対する拘束といったやり方が、彼らにとっての成功戦略にならないようにする』と警告した。シャンパーニュ外相も聲明の中で中國を『脅迫外交』と批判すしたが、中國政府の意見を聞かせてほしい」との質(zhì)問を受けた。

これに対し趙報道官は「カナダが事実とそうでないものを故意にごちゃまぜにし、誤った発言を再び行ったことに強(qiáng)い不満を示す。すでにカナダ政府には抗議を行った」とコメントした。

その上で、「カナダ政府が正面から向き合うべき基本的な事実や問題」として、この2年近くの両國関係の悪化がカナダ政府による孟晚舟（モン?ワンジョウ）華為技術(shù)（ファーウェイ）副會長の拘束にあること、數(shù)ある米國の盟友の中でカナダだけが孟氏の逮捕に同意、協(xié)力していること、孟氏に関する情報を隠し、あらゆる手段を講じて公開を阻んでいること、の3點(diǎn)を挙げ、両國関係緊張の責(zé)任はカナダ側(cè)にあるとの立場を示した。

そして、孟氏をめぐる一連のカナダ政府の行動について「まさに脅迫外交の典型であり、そのことは14億の中國人、そして國際社會もはっきりと認(rèn)識している」と述べ、改めて孟氏の早期帰國による両國関係の回復(fù)を求めた。（翻訳?編集/川尻）