2020年9月26日、米華字メディア?多維新聞は、25日に菅義偉首相と中國(guó)の習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席の電話會(huì)談が行われたが、その後のプレスリリースに明らかな相違があると伝えた。

記事は、日本の首相官邸による25日の発表によると、習(xí)主席は菅首相に首相就任への祝意を伝え、日本との関係を引き続き発展させていきたいと述べたという。また、菅首相は「日中の安定は2國(guó)間だけでなく、地域、國(guó)際社會(huì)のために極めて大事なことであり、共に責(zé)任を果たしていきたい」と述べ、習(xí)主席の訪日については、特にやりとりはなかったとの発表だったと伝えた。

しかし記事は、「今回の電話會(huì)談について、中國(guó)側(cè)の発表と日本側(cè)の発表とでは明らかな相違がある」と指摘。中國(guó)側(cè)の発表では習(xí)主席の訪日について言及していないという。

このほか、中國(guó)側(cè)の発表では「歴史などの重大で敏感な問(wèn)題を適切に処理すること」「新型コロナウイルスに共同で立ち向かうこと」「中日雙方が安定した、円滑な産業(yè)チェーン、サプライチェーンと公平かつ開かれた貿(mào)易?投資環(huán)境を守り、協(xié)力の質(zhì)とレベルを高めていくことを希望すること」などに言及しているが、日本側(cè)の発表では觸れられていないと記事は伝えた。

中國(guó)外交部の25日に発表によると、習(xí)主席は電話會(huì)談で、「中國(guó)は日本の新政府と同じ道を歩み、中日間の四つの基本文書（日中共同聲明、日中平和友好條約、日中共同宣言、戦略的互恵関係の包括的推進(jìn)に関する日中共同聲明）の諸原則と精神を遵守し、歴史などの重大で敏感な問(wèn)題を適切に処理して、政治的な相互信頼を増し加え、新時(shí)代の要求に合致した中日関係を構(gòu)築したい」と強(qiáng)調(diào)したという。（翻訳?編集/山中）