空撮、宅配便、農(nóng)薬散布…ドローンは日常生活への進(jìn)出を続け、応用分野が広がっており、非常に親しみやすいハイテク裝備品になっている。人民日報が伝えた。

海鷹航空通用裝備有限責(zé)任公司のチーフデザイナー、シニアエンジニアの殷志宏氏は、「午前に収穫したライチが午後には購入者の食卓にあがり、ドローンは人件費と資源を大幅に節(jié)約した。配送の最後の1キロ問題を解消するテクノロジー製品になる」と述べた。

ドローン（無人機(jī)）は前世紀(jì)に、最初空中偵察などの軍事に応用されていた。今世紀(jì)初頭になり、世界衛(wèi)星測位などの新技術(shù)の臺頭及びコスト削減により、民間用ドローンの激増が始まった。今年6月末現(xiàn)在、中國で登録されているドローンの數(shù)は33萬9000機(jī)にのぼる。統(tǒng)計データによると、中國の消費者向けドローンの輸出臺數(shù)は、世界のドローンの輸出臺數(shù)全體の約7割を占め、120萬機(jī)以上にのぼる。深センは世界民間用ドローンの市場シェアの7割を占め、世界ドローン製品のバロメータになっている。深センには大疆、一電、科比特などのドローン企業(yè)が300社以上あり、年間売上は200億元（約3000億円）を超える。

中國工業(yè)?情報化部が2017年に発表した「民間用ドローン製造業(yè)の発展促進(jìn)?規(guī)範(fàn)化に関する指導(dǎo)意見」によると、民間用ドローン産業(yè)は2020年まで急発展を維持し、生産高が600億元に達(dá)し、年間平均成長率は40％以上。2025年までの年平均成長率は25％以上で、1800億元（約2兆7000億円）に達(dá)する見込みだ。

ドローン産業(yè)の急発展の裏側(cè)には、持続的な技術(shù)進(jìn)歩と市場拡大がある。

零度智控の史聖卿副社長は、「ドローンは伝統(tǒng)的な航空産業(yè)と新興電子?通信技術(shù)の融合の成果だ。この業(yè)界は主に技術(shù)により駆動される。集積回路及び通信などの技術(shù)発展により、伝統(tǒng)的なドローンの體積や重量が近年、大幅に減少している。また伝統(tǒng)的な航空産業(yè)では想像もできないような飛行形態(tài)が現(xiàn)実になっている」と述べた。

海鷹航空通用裝備有限責(zé)任公司の馬洪忠會長は、市場の需要もドローン産業(yè)の発展をけん引しているとの観點を示した。「ドローンは人類では従事しにくい活動に従事できるという認(rèn)識が広がっている。例えばあるタワーを人が點検するならば1?2時間かかるが、ドローンによる自動點検は5?10分のみで、さらに人の目では発見できないリスクを発見でき、応用範(fàn)囲が広い」

ドローンは現(xiàn)在、空撮、農(nóng)業(yè)、植物保護(hù)、宅配、災(zāi)害救助、測量、電力點検など複數(shù)の分野で応用されている。ドローンは今後數(shù)年で、より普遍的な労働ツールになる。史氏は、ドローンは各業(yè)界と融合する可能性を秘めており、特に伝統(tǒng)的な業(yè)界の高度化を支援をする面で高い優(yōu)位性を占めていると判斷した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/YF）