2019年12月24日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は、「中國人が海外留學(xué)するのは自國が嫌いだからというのは本當(dāng)か」とする記事を掲載した。

記事はまず、米Q＆Aサイトの「Quora（クオーラ）」にこのほど、「中國人留學(xué)生の大半が、反中國、反中國政府、反共産主義というのは本當(dāng)か」とする質(zhì)問が投稿され関心を集めていると紹介した。

記事は、「中國にもさまざまな問題や課題があることは否定しない」とした上で、「學(xué)生たちはより良い教育環(huán)境を求めて留學(xué)という道を選択しているが、それイコール『自國が嫌い』ではないはずだ」とした。

そして、「中國人留學(xué)生のSNS上での書き込みなどを見ると、彼らの大半が反中國でないことが分かる。むしろ反対に、彼らの愛國心は國を出ることによってますます強くなっているようだ」とし、オーストラリア國立大學(xué)のある大學(xué)院生が、「海外に行くことで愛國心が強くなる」現(xiàn)象について、「自國を冷靜に見ることで自國に対する認(rèn)識が改善される」「海外生活に対する幻想が払拭され、自國の問題により寛容的になる」などと分析していることを紹介した。

その上で、「『國を出ることが最高の愛國主義教育だ』という主張もある。筆者自身も、自分の視野を広く豊かなものにしたいとの思いから海外の大學(xué)院に進學(xué)した。そしてそこでの體験から、中國國內(nèi)での生活をもっと大切にしたいと思うようになり、修了後に帰國した。海外にいる筆者のクラスメートや友人たちも、中國が嫌いだから出國したわけではない。海外で過ごす時間が長くなるにつれて、より自國を懐かしみ愛するようになっている」と指摘?！钢袊摔Ｍ饬魧W(xué)するのは自國が嫌いだからというのは本當(dāng)か。答えはもちろんノーだ」と結(jié)んだ。（翻訳?編集/柳川）