文在寅大統(tǒng)領(lǐng)、中韓首脳會談で「香港?新疆は中國の內(nèi)政問題」と発言?大統(tǒng)領(lǐng)府否定も韓國紙は疑問視

Record China    2019年12月27日(金) 16時50分

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韓國の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)が中韓首脳會談で、香港や新疆ウイグル自治區(qū)について「中國の內(nèi)政問題」と語った、と中國で報じられた。大統(tǒng)領(lǐng)府は発言を否定したが、韓國紙は疑問視している。

韓國の文在寅大統(tǒng)領(lǐng)が中國の習(xí)近平國家主席との首脳會談で、香港や新疆ウイグル自治區(qū)について「中國の內(nèi)政問題」と語った、と中國で報じられた。韓國大統(tǒng)領(lǐng)府(青瓦臺)は発言を否定したが、韓國紙は「文大統(tǒng)領(lǐng)が習(xí)主席の見解に同意したのではという合理的な疑いを抱く聲もある」と伝えた。

中央日報などによると、中韓首脳會談は北京の人民大會堂で23日午前11時30分から55分行われた。その後、午後0時15分からは1時間半にわたり晝食會が続いた。

文大統(tǒng)領(lǐng)の発言は中國中央電視臺(GCTV)が午後2時20分ごろ、「韓國は香港にしても新疆に関連した問題にしても、すべて中國の內(nèi)政だと認識していると文大統(tǒng)領(lǐng)が言及した」と放送。中國共産黨機関紙「人民日報」も同じ內(nèi)容をタイトルに選んでSMS(ショート?メッセージ?サービス)で速報した。中國外交部の耿爽報道官は午後の記者會見で該當(dāng)の報道に対して論評を求められると、「この表現(xiàn)は事実に符合する。彼は基本的な事実を述べた」とし、報道が正確との認識を示した。

これに対し、青瓦臺は「習(xí)主席が香港問題?新疆ウイグル自治區(qū)問題について『內(nèi)政問題だ』と説明した。文大統(tǒng)領(lǐng)は習(xí)主席の言及を確かに聞いたという趣旨の発言をしただけだ」と述べ、中國側(cè)の報道を否定した。首脳會談後、世界的に関心が高い問題をめぐり、中韓両國が異なる発表をするという前例のない狀況が起きたわけだ。

中國側(cè)の報道ぶりを中央日報は「これまで香港デモと新疆の人権問題で國際社會から批判されてきた中國が會談內(nèi)容を使って言論プレーをしたのではないかと疑わざるを得ない」と批判?!?017年12月に文大統(tǒng)領(lǐng)が北京を訪問して習(xí)主席と首脳會談をした後、両側(cè)は會談結(jié)果をほぼ同時に発表した。だが、今回は中國メディアが先に文大統(tǒng)領(lǐng)の言及として報じた。中國メディアで香港などの関連報道が相次いで出された時間に、(日中韓首脳會談が開催される四川省の)成都に移動する機內(nèi)にいた韓國側(cè)の対応は後手に回るほかなかった」と弁護した。

一方、朝鮮日報安倍晉三首相が23日に行われた習(xí)主席との日中首脳會談で、香港問題などを取り上げ、「大変憂慮している。自制した対応と事態(tài)の早期収拾を求める」「自由、人権の尊重や法の支配といった普遍的価値を重視している」と述べたと紹介。これとは対極に位置すると受け取られかねない文大統(tǒng)領(lǐng)の発言について、同紙は外交関係者から「文大統(tǒng)領(lǐng)が事実上、習(xí)主席の見解に同意したのではないかという合理的な疑いを抱く」「もし他の目的のために國際人権に沈黙したのなら、韓國外交の原則を喪失した悲劇」などの聲が上がっているなどと指摘し、「韓國政府は中國側(cè)の歪曲(わいきょく)発表に正式抗議すべきだ」と主張した。(編集/日向)

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