2013年9月19日、來年のアカデミー賞について、中國?香港?臺灣から外國語映畫部門へ出品される作品が注目されている。南方都市報が伝えた。

臺灣文化部は今月16日、來年3月に授賞式が行われる第86回米アカデミー賞外國語映畫部門の出品候補作に、チョン?モンホン（鍾孟宏）監(jiān)督のサスペンス?スリラー「ソウル」（原題：「失魂」）が決定したと発表。これに引き続き、中國と香港ではどの作品が選ばれるのか注目されている。

香港の場合、今月23日に香港映畫制作家協(xié)會による投票が行われ、出品候補作が決定する。現(xiàn)在のところ、ウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督「グランド?マスター」とダンテ?ラム（林超賢）監(jiān)督「激戦MMA」の一騎打ち狀態(tài)となっている。北米地區(qū)で245萬ドル（約2億4000萬円）の興業(yè)成績をあげた「グランド?マスター」は當初、ライバル作品なしで外國語映畫部門への出品確実と言われていた。しかし、夏季に入ると「激戦MMA」が地元香港だけで4100萬香港ドル（約5億3000萬円）の興業(yè)記録をあげ、メガヒットを?qū)g現(xiàn)。23日の結(jié)果発表が待たれる狀態(tài)だ。

中國の場合は、昨年10月1日?今月30日の期間に中國國內(nèi)で1週間以上公開された作品が、出品作の條件となっている。中國のメディアを統(tǒng)括する國家?guī)诓ル娪半娨暰t局（広電総局）が選考を行うが、その過程は香港?臺灣ほどの透明性が見られない。中國メディアによると、候補に挙がっているのはフォン?シャオガン（馮小剛）監(jiān)督「Back to 1942」、ワン?ジン（王競）監(jiān)督「風水」、ワン?チュエンアン（王全安）監(jiān)督「再會の食卓」の3作品?！冈贂问匙俊工?010年のベルリン國際映畫祭で最優(yōu)秀腳本賞にあたる銀熊賞を受賞しているため、最有力候補とされている。（翻訳?編集/Mathilda）