2019年12月26日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、中國(guó)が外國(guó)からのごみ輸入を拒否するようになってから、世界のごみ処理方式が大きく変化したとする、米メディアの報(bào)道を伝えた。

記事は、米ウォール?ストリート?ジャーナルの19日付報(bào)道を引用。中國(guó)が2018年1月1日より外國(guó)からのごみ輸入を禁止して以降、インド、マレーシア、ベトナム、タイなどの國(guó)も相次いで「海外ごみ」を規(guī)制する政策を打ち出したことで、世界の廃棄物処理方式に大きな変化が生まれたとした。

また、米國(guó)に次ぐ世界第二のプラスチックごみ輸出國(guó)だった日本でも現(xiàn)在、國(guó)內(nèi)のごみ処理業(yè)発展への取り組みが進(jìn)んでおり、ペットボトル回収機(jī)の設(shè)置に行政が補(bǔ)助を出す動(dòng)きも見(jiàn)られると紹介。あるリサイクル企業(yè)は新工場(chǎng)を設(shè)置してごみ処理能力を従來(lái)の2倍にあたる年間約3萬(wàn)トンに増やす計(jì)畫(huà)で、政府に対して補(bǔ)助金の申請(qǐng)を行っていると伝えた。

また英國(guó)の古紙回収業(yè)者は、中國(guó)によるプラスチックごみ受け入れ禁止政策により、顧客に対して古紙をリサイクルボックスに出す際にビニール袋を使用しないよう呼び掛ける一方、この業(yè)者から古紙を買(mǎi)い取る企業(yè)も紙の品質(zhì)に影響する濕度の検査など買(mǎi)い取りの基準(zhǔn)を大幅に高めており、従來(lái)のような古紙回収が難しくなっていると紹介。この1年、英國(guó)內(nèi)ではごみのリサイクル量が減少し、焼卻処分量が増加したとしている。

そして、この企業(yè)の社長(zhǎng)が「中國(guó)による禁止令は、われわれがもはや『?jiǎn)栴}』を國(guó)外に輸出することができなくなったことを表している」と語(yǔ)ったことを伝えた。（翻訳?編集/川尻）