2019年12月30日、中國メディアの中國経済網(wǎng)は、中國商務部対外貿(mào)易司が同日発表した報告書「中國自動車貿(mào)易高質(zhì)量発展報告」で、「中國の自動車産業(yè)の全體的な國際競爭力は韓國を上回る」と指摘していると報じた。

記事によると、同報告書は、自動車について「世界で輸出額が最大の単一工業(yè)製品であり、日米歐などの先進國の輸出における支柱製品だ。これらの國と比較して、中國の自動車貿(mào)易は依然として、輸出規(guī)模、製品の付加価値、國際化経営などにおいて一定の差があるが、將來的な発展の潛在力は巨大だ」とした。

そして、「2013年から18年までに、中國の自動車製品輸出額は460億ドルから606億ドルへと増え、世界の自動車製品輸出額に占める割合も3．4％から3．9％へと増え、年平均成長率はドイツ、米國、韓國、日本を上回っている」「2018年の中國の完成車輸出の平均単価は1萬5000ドルで、2013年から10．6％増加している。新エネルギー車の輸出は急速に伸び、製品の付加価値は高くなり、歐州向けの新エネルギーバスでは単価が50萬ドルに達するものもある。総合的な品質(zhì)レベルにおける中國ブランドと國際ブランドの差は縮小している」「中國の自動車メーカーが海外で設立または提攜した工場は2018年末時點で140カ所に達し、海外における販売?サービス拠點も9000カ所を超えている」などとした上で、「産業(yè)、企業(yè)、製品などのさまざまな観點から中國の自動車産業(yè)の國際競爭力を包括的に評価すると、2002年と比較して、中國の自動車産業(yè)の國際競爭力は大幅に上昇し、韓國を上回り、ドイツ、日本、米國との差も大幅に縮小している」と指摘している。（翻訳?編集/柳川）