2020年1月2日、中國(guó)メディアの中國(guó)新聞網(wǎng)は、韓國(guó)の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が同日、法務(wù)部長(zhǎng)官候補(bǔ)に指名した與黨「共に民主黨」の前代表、秋美愛（チュ?ミエ）氏の任命案を承認(rèn)したと報(bào)じた。

記事が韓國(guó)メディアの報(bào)道を引用して伝えたところによると、韓國(guó)大統(tǒng)領(lǐng)府の高ミン廷（コ?ミンジョン）報(bào)道官は2日、「文大統(tǒng)領(lǐng)が今日午前7時(shí)ごろ、秋氏の任命を裁可した」とし、「秋氏の任期はこの日0時(shí)から始まった」と明らかにした。

前任のチョ國(guó)（チョ?グク）氏が、娘の不正入學(xué)や家族ぐるみの不透明な投資などの疑惑が浮上したことを受け、昨年10月14日に辭任してから80日の空白を置いての任命となる。

文大統(tǒng)領(lǐng)は昨年12月11日、法務(wù)部長(zhǎng)官候補(bǔ)に指名した秋氏の人事聴聞要請(qǐng)案を國(guó)會(huì)に提出。同31日には、國(guó)會(huì)に対し、人事聴聞の経過(guò)報(bào)告書を20年1月1日までに送付するよう再要請(qǐng)した。

関連法によると、國(guó)會(huì)は人事聴聞要請(qǐng)案を受け取ってから20日以內(nèi)に人事聴聞會(huì)と報(bào)告書採(cǎi)択の手順を踏まなければならない。期限內(nèi)に人事聴聞経過(guò)報(bào)告書が送付されない場(chǎng)合、大統(tǒng)領(lǐng)は10日以內(nèi)の期限を設(shè)けて再送付を要請(qǐng)し、再び期限が過(guò)ぎればそのまま任命が可能だ。

12月31日に政治家?政府高官らの不正を捜査する「高位公職者犯罪捜査処」設(shè)置法案が國(guó)會(huì)本會(huì)議で可決され、検察改革の機(jī)運(yùn)が高まっていることを踏まえ、秋氏の任命を急ぐことで改革に弾みをつけたい考えがあるとみられる。

文政権に入り、人事聴聞経過(guò)報(bào)告書が採(cǎi)択されず任命された閣僚級(jí)の高官は23人目となる。（翻訳?編集/柳川）