日産自動(dòng)車の元會長カルロス?ゴーン被告が日本からレバノンに逃亡した経緯に、多くのメディアが注目している。新華社が伝えた。

ゴーン被告は保釈中で、パスポート3冊は弁護(hù)団が管理していた。日本とトルコのメディアの12月31日付の報(bào)道によると、「協(xié)力者」の支援を受け、別名でレバノンに入國したという。

■偽造パスポート？

ゴーン被告が12月31日に、「私はレバノンにいる」との聲明を出したのを受け、ゴーン被告の弁護(hù)人の弘中惇一郎弁護(hù)士は取材に対して、「報(bào)道以外のことは私も知らない」とした。

弘中氏によると、保釈の條件に基づき、ゴーン被告のフランス、ブラジル、レバノンのパスポート3冊は弁護(hù)団が管理していた。

レバノン系でブラジル出身のゴーン被告は、フランスとレバノンの國籍を両方持っている。

日本の地裁は保釈條件として、海外渡航を禁じていたほか、妻との面會や電話にも地裁の許可が必要としていた。ゴーン被告の妻は現(xiàn)在、レバノンに住んでいる。

弘中氏は取材に対して、「ゴーン被告は12月24日に當(dāng)弁護(hù)士事務(wù)所で妻と電話した。私がゴーン被告に會ったのは25日が最後だ」と説明した。

NHKは日本とレバノンの情報(bào)筋の話として、日本の出入國在留管理庁にゴーン被告の出國記録はなく、協(xié)力者の支援により、首都ベイルートの空港から別名でレバノンに入國したと見られると報(bào)じた。

■楽器の箱に隠れて逃亡？

フランス紙「レ?ゼコー」などの報(bào)道によると、ゴーン被告は恐らく、トルコを経由して、プライベートジェット機(jī)でベイルート?ラフィク?ハリリ國際空港に向かい、12月29日の夜遅くに到著したと見られる。

レバノンのテレビ局MTVの報(bào)道によると、ゴーン被告は楽器の箱に隠れて、日本の地方の空港からトルコの首都?アンカラを経由し、ベイルートに到著した。そして、民間警備會社のようなグループの支援を受けて逃亡し、レバノンに入國する際は、フランスのパスポートを持っていたという。

しかし、MTVは情報(bào)源を明らかにしていないため、報(bào)道の信ぴょう性は不明。この報(bào)道の內(nèi)容に対する他からの反応も今のところない。

日本の外務(wù)省幹部は12月31日、取材に対して、「日本とレバノンは犯罪人引渡條約を結(jié)んでいないため、レバノンの同意がないかぎり、日本への引き渡しは不可能」と説明した。

フランスのアニエス?パニエ＝リュナシェ経済副大臣は12月31日、ゴーン被告が日本を発ちレバノンへ向かった一件を報(bào)道を通じて知ったことに觸れ、「非常に驚いている」としたうえで、「誰も法を免れることはできないが、ゴーン被告はフランス國民として領(lǐng)事支援を受けることができる」との見方を示した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/KN）