2013年9月23日、日本の中國(guó)語(yǔ)ニュースサイト?日本新華僑報(bào)網(wǎng)は「日本車は中國(guó)人の財(cái)布を取り戻せるか」と題した記事を掲載した。中國(guó)での命運(yùn)を握る決め手となるのはクオリティーとサービス、そして日中関係であり、しばらくは低迷が続き、中國(guó)人の心と財(cái)布を取り戻すのは難しいと指摘している。以下はその概要。

【その他の寫真】

広東省のような日本に友好的な南部地方では、トヨタ、日産、ホンダの販売臺(tái)數(shù)はいずれも尖閣諸島問(wèn)題が本格化する前の水準(zhǔn)まで回復(fù)している。しかし、山東省や浙江省、江蘇省といった1930年代に日本の侵略を受けた沿岸部の各省では、日本企業(yè)は依然として大きな壁に直面している。

尖閣問(wèn)題の影響を受けた昨年9月以降、日本車の販売臺(tái)數(shù)は半數(shù)以下まで激減した。とはいえ13億の人口を抱え、中間所得層が拡大する中國(guó)市場(chǎng)は魅力的であり、日本メーカーには中國(guó)市場(chǎng)から撤退する意思はなく、むしろ拡大の勢(shì)いを強(qiáng)めている。

中國(guó)市場(chǎng)において、日本車以外のブランドは対前年比20％以上の高業(yè)績(jī)を上げており、特に北部の山東省は広東省を抜いて中國(guó)最大の自動(dòng)車マーケットに成長(zhǎng)している。この山東マーケットで勝利した者が覇権を握り、敗れた者は劣勢(shì)に立たされ撤退を余儀なくされるだろう。日本車メーカーも従來(lái)以上のサービスと値引きで中國(guó)人消費(fèi)者の奪回に力を入れている。

客観的に見(jiàn)れば、高性能で燃費(fèi)が良く、快適性も高い日本車は中國(guó)人消費(fèi)者に人気だ。南部地方では半數(shù)のシェアを占めるほどである。今年上半期、日本車の販売臺(tái)數(shù)は回復(fù)傾向にあり、5月にはトヨタ、日産、ホンダの販売臺(tái)數(shù)がともに前年同期比で初めてプラスとなった。

とはいえ反日感情は依然として存在し、尖閣問(wèn)題という「爆弾」も抱えたままだ。日本車に反感を持つ中國(guó)人消費(fèi)者も少なくない。中國(guó)市場(chǎng)での日本車の命運(yùn)はクオリティーとサービス、そして日中関係にかかっている。両國(guó)間の緊張がこのまま続けば、日本車の低迷は依然として続き、中國(guó)人の心と財(cái)布を取り戻すのは難しいだろう。（翻訳?編集/NY）