総統(tǒng)選控える臺灣の軍用ヘリ墜落で、早速「陰謀論」飛び交う―中國メディア

Record China    2020年1月5日(日) 10時10分

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4日、環(huán)球網(wǎng)は、総統(tǒng)選を間近に控えた臺灣で軍のヘリコプターが墜落して參謀総長が死亡する事故が発生したことについて、ネット上では早速「陰謀論」が飛び交っていると報じた。寫真は臺灣総統(tǒng)府。

2020年1月4日、環(huán)球網(wǎng)は、総統(tǒng)選を間近に控えた臺灣で軍のヘリコプターが墜落して參謀総長が死亡する事故が発生したことについて、ネット上では早速「陰謀論」が飛び交っていると報じた。

記事は、11日の総統(tǒng)選を前に選挙活動が白熱化していた臺灣で2日、軍のヘリ「ブラックホーク」が墜落して沈一鳴(シェン?イーミン)參謀総長を含む8人が死亡する事故が発生し、國民黨、民進黨の両陣営の候補者が相次いで選挙活動を一時自粛する意向を示したことを伝えた。

その上で「表面上は靜かになったが、その陰では依然として動きがある」とし、ネット上で事故には「陰謀論」や政治的な操作が存在するとの意見や憶測が早速渦巻いていると紹介。臺灣メディア?中國時報電子版が3日に「ヘリ墜落後、國民黨と共産黨による風説攻撃がすでに始まった」と報じたほか、事故を起こしたヘリを購入した時期に総統(tǒng)を務めていた國民黨の馬英九(マー?インジウ)氏に攻撃の矛先を向ける人まで現(xiàn)れたとしている。

記事は、事故機のブラックボックスは3日に発見され、4日中に専門機関によって解読が完了する見込みだと伝えるとともに、「ブラックホーク」は登場から半世紀近くが経過し、多くの國や地域で就役しているが、この5年で10回の事故が起きており、そのうち2回は臺灣で起きたものだったとする臺灣メディアの報道を紹介した。

そして、野黨の幹部からは「第三者にヘリコプターの安全性を調査させるとともに、製造?販売元である米國に賠償を請求すべき」「今回の事故で軍人が高リスクな職業(yè)だということが証明された。退役軍人の退職金を大幅にカットした蔡英文(ツァイ?インウェン)総統(tǒng)は、軍人に謝罪すべきだ」との意見が出ているとした。

また、シンガポール紙?聯(lián)合早報が「國防が蔡総統(tǒng)再選を目指すカギの一つだが、臺灣軍機は近年頻繁に事故を起こしており、訓練の不徹底や人員不足の問題が深刻化しているとの分析がある」と報じたことを紹介。臺灣のネットユーザーからは「ネジが緩んでいる。三軍を統(tǒng)帥する人物を交代させるべきだ」との聲も出たと伝えている。(翻訳?編集/川尻

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