2020年1月5日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)は日本の報(bào)道を基に、日本政府が航空自衛(wèi)隊(duì)を「航空宇宙自衛(wèi)隊(duì)」に改稱する準(zhǔn)備を進(jìn)めていると伝えた。中國のネット上では反響が寄せられている。

記事は、日本の報(bào)道として、日本政府が1954年の航空自衛(wèi)隊(duì)創(chuàng)設(shè)以降初めてとなる改稱の準(zhǔn)備を進(jìn)めており、「航空宇宙自衛(wèi)隊(duì)」とすることで宇宙空間を防衛(wèi)領(lǐng)域の一部分として明確化し、その防御能力、制御能力の強(qiáng)化を目指すと伝えた。

そして、改稱の時(shí)機(jī)は2021年を目標(biāo)とし、現(xiàn)在約4萬7000人いる航空自衛(wèi)隊(duì)員のうち、各種警戒監(jiān)視任務(wù)の無人化によって発生する約3割の余剰人員が宇宙分野の任務(wù)に回る見込みだとしている。

記事は、日本政府が今年20人規(guī)模の「宇宙作戦隊(duì)」を発足させ、23年には人員を120人に拡充し、26年ごろには疑わしい衛(wèi)星などを監(jiān)視する衛(wèi)星の発射を目指していること、安倍晉三首相が昨年9月に自衛(wèi)隊(duì)幹部の會(huì)議にて「航空宇宙自衛(wèi)隊(duì)は夢(mèng)の話ではない」と語っていたことを紹介した。

航空自衛(wèi)隊(duì)改稱の動(dòng)きについて、中國のネットユーザーは「アニメ感がものすごい」「任務(wù)は宇宙人の侵略を防ぐこと？」「ウルトラマンを連れてきたらいいんじゃない？」「宇宙戦艦ヤマトじゃないか」といった聲を寄せた。また、「航空宇宙自衛(wèi)隊(duì)」という名稱について「日本は宇宙をすべて自國のものと考えているから『自衛(wèi)』と主張するのだろう」との聲や、「空と宇宙を一體化させた軍備は未來の大きなトレンドになる。わが國もきっとひそかに開発しているはずだ」といった聲も上がっている。（翻訳?編集/川尻）